Betsucomi(ベツコミ) 3 月号 クイーンズ・クオリティ、8話 感想
※ネタバレ注意です※
文は林先生の心間でムシ使いアタルとの攻防を繰り返すうちに、アタルが大きくなりすぎた親ムシの後始末をするため、自らの命を差し出す覚悟を決めていることに気がつきます。
玖太郎はもうできることは何もないと撤退をすすめますが、文は怖い気持ちを抑え、自分の中の女王を従えることができたらこの状況を奪還できると自ら女王になることを決意します。
玖太郎に「行け」と言ってもらえればこわいものと闘うことができると・・・。
玖太郎はそんな文の固い意思を知り、ついに言います。
「文、いいこだ。いけ」
女の子の恰好をしているけど実はムシ使いのアタルだった。
この人、ヒールのはずなのに、違うんですか?
「醜いムシがすむ人々の心をそのムシを増大させることで破滅させて行く」ことで世の中をきれいにしていくってことなの?(ああ、ややこしい!)
だから、増大し過ぎて世の中に悪い影響を与えない前に、自らの命を犠牲にしてムシを消滅させるってこと?
いい人じゃないですか。いい人同士でなぜ戦うの?
文ちゃんはそんなことを知ってしまったら助けずにはいられませんよね。
恐怖を抑えて女王に変身することを選びます。
逑(つれあい)の玖太郎もそんな文を支持します。
「行け」と。(カッコイイ!)
それにしても、掃除は「人生が片付くトキメキの魔法」(近まりさんか!)ですって!
今月のこの漫画の扉に書いてありました。掃除屋のお話ですからね。
掃除するのってめんどくさいけど、掃除した後は気持ちいいですもんね。
気持ちが前向きになります。
達成感がありますし、人をお部屋に呼びたい気持ちにもなります。
掃除はやっぱり「トキメキの魔法」なのかな?めんどくさいですけどね。(すみません。だらしなくて・・・)
来月には文ちゃんはちゃんと白い方の女王に変身できるでしょうか?
そして、ちゃんとムシ退治をして、アタルも助けて、玖太郎と一緒に現実に戻って来られるでしょうか?
クライマックスです。負けるな文!