虹色デイズ、15巻 感想
※ネタバレ注意です※
つよぽんが東京の大学を受けることを決め、報告を受けた夏樹と まっつん、そして恵一。
15巻は、恵一の悩みが話のメインになっていました。
卒業が近づき、さらに つよぽんは東京に行くことを知り、4人でいられなくなることに恵一は寂しさを感じているのです。
そんな恵一を心配し、力になりたいと思う希美は、片倉先生に相談をしました。
中身は人一倍 子供で変化を嫌う、弱い所が いっぱいある恵一のことを、「好きで いつづける」ことが一番だと教えて貰った希美。
しかし、機嫌の悪い恵一は希美の心配を突っぱねてしまい、それに希美も感情的になって言い返してしまいます。
言い過ぎたことを泣いて後悔している希美を見て、詳しい事情は知らない まっつんが恵一を呼び出し、2人はケンカに・・・。
恵一の様子がおかしい理由を知るため、夏樹たちは たいぞーに原因を聞いてみました。
中3の今頃も同じようなことがあったと言う たいぞーは、恵一が落ち着いたのは夏樹たちと仲良くなってからだと教えてくれるのです。
悩んでいるのなら恵ちゃんの口から聞きたい、そして助けたい、つよぽんと まっつんに、そう訴えた夏樹。
たいぞーから優しい説教を受けて、心の中では素直になっていた恵一ですが、夏樹から「話をしませんか!?」と言われても不機嫌な態度を見せてしまいます。
そんな恵一に、一度は逃げた つよぽんだからこそ、考えたくなくても進路と向き合おう、「もうすぐ卒業だよ」と切り出しました。
すると寂しい気持ちを吐露する恵一に、まっつんは熱くなって「これからだろ!!」と怒るのです。
そして夏樹は、今以上に楽しいことなんてない と思うほど、恵一は自分たちのことを大好きなんだと分かって、嬉しいと伝えました。
「友達なのは変わんないよ!約束する!!」
楽しいことは まだまだあるから、一緒に作ろうという夏樹の言葉に恵一は涙を流し、みんなに謝ります。
仲直りした4人のところへ たいぞー達も加わり、いつもの明るさへ。
そんな賑やかな光景を、杏奈と まりは見守っています。
希美に謝り、感謝を伝えて、無事に いつもの恵一に戻った恵一は、希美に「つかまっちゃったなぁ~~~~」と言って笑ったのでした――――
そして ついに卒業式を迎えます。
最終話は、ほぼキャラ総勢の賑やかな雰囲気と、それぞれのカップルが しっとりと過ごす雰囲気と、両方がありました。
もちろん最後の最後は いつもの4人らしい楽しそうな笑顔で締めくくられていますね。
みんなの卒業と最終回に寂しくなりましたが、それ以上に みんなを応援したい気持ちになりました!
それに、本筋のお話は終わったけど、不定期で虹色日和が続く予定ということで、すごく嬉しいです!!!
4人の その後は もちろん、たいぞーと千葉ちゃんがサラッと付き合い始めてたので(笑)、そのあたりの話を見たいなぁなんて期待しちゃいます!
2018年のコミックス発売が今から楽しみです!!!