※ネタバレ注意です※
刀剣乱舞はネットゲームで話題にもなっているゲームです。
戦国武将や幕末の志士達、またご神体などさまざまな世代で受け継がれてきた刀を擬人化したキャラ達が時代の歴史を変えようと画策するツクモガミと戦うというものです。
キャラ達のデザインや個性、声優さんの声で、ファンになっている女性は多いと思います。
そんな中で出されたのがアンソロジーでした。
こちらは、さまざなま作家さんが短編の漫画を描いた作品集で、それぞれキャラ達の個性を生かした作品ばかりになっています。
画力もさることながら、ストーリー展開も読んでいて思わずにやにやとにやけてしまう場面もあり、一冊にするとほかの漫画とほとんど変わりませんが、内容はかなり厚いです。
漫画の他のもイラストだけのページや最後の方は作家さん押しの刀剣が描かれていたりと、漫画以外のページも見ごたえがあるように作られています。
ページを開いて一番最初に目に飛び込むのが、カラーのイラストってところも、にくい演出だなぁと感じました。
表紙のイラストも刀剣たちが勢ぞろいしていて、なんとも華々しい一冊になっています。
いきなり漫画を読んでもピンとこないかもしれないのですが、一度ゲームをプレイしてしまえば虜になるのは必須です。
そして、漫画を読んでさらにキャラ達への想いが高まれば、もう立派な審神者(さにわ)です!
そのうち、アンソロジーの続編が出るとかでないとか……
そんな情報も流れていますが、次回作も期待していいと思います。
同じ作家さんなのか全く別なのかはわかりませんが、刀剣たちの日頃の生活や関わり、日常会話や遠征、出撃などすべてにおいて、妄想は止まらず、顔の緩みもとまりません。
ゲームではまだ手に入っていない、レアの刀剣も作品に出ていたりすると、まだ手にしていないにも関わらず、愛が込み上げてきます。
もし、本屋さんで見かけたらどうぞ手に取ってみてください。