モーメント 永遠の一瞬、3巻 感想
※ネタバレ注意です※
槇村先生は以前もフィギュアスケートの漫画を書いていて、そちらのほうも読みました。
フィギュアスケートにからめていろんな人間模様が描かれた作品でした(親子、恋人、勝負・・・)。
今回の作品はトリプルアクセルを飛べる天才小学生スケーターのヒロインが、その才能ゆえに周りに疎まれたりしながら成長するストーリーです。
3巻まで読んでまず気になったことは・・・、このテンポで書き進めるとしたら、ヒロインが成長してオリンピック選考にたどり着くまでに何巻かかるのか?ということです。
そのころには2018年の五輪が終わってそうですね(汗)
いきなり大人になるパターンでしょうか。
私自身はジュニアやそれより年齢が下の選手達よりも大人になってからの選手達に興味があるので、むしろいきなり大人になる展開を期待してたりします。
まだ読んでない人に紹介するとしたら、ヒロインが決して素直でかわいいタイプではない、ということは言いたいです。
フィギュアスケートのヒロインといえば現実に浅田真央選手のような方がいますが、彼女とはだいぶ違うタイプのヒロインです(私が浅田選手の何を知っているのかと言われそうですけど・・・)。
子供のころから飛べるトリプルアクセルを、成長期にどれだけ保てるか、他の技をどれだけ磨けるか、などそういったところを描いてくれることを期待しています。
動かない絵でスポーツを描くのは難しいとは思いますが、最後に美しい滑りが心に残るようなストーリーにしてほしいです。