Cocohana(ココハナ) 2 月号 Papa told me、43話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は知世に「女王様のお茶会」への招待状が届く、というところから始まりました。
テーマパークの新アトラクションのイベントで、ビスケットの箱の応募券を集めて送ると、抽選でプリンセスとして招待される、というものだったみたいです。
こういうものって当たる確率なんて低いでしょうから、見事招待を引き当てて知世は本当に嬉しそうです。
元々、テーマパークで楽しむ時にお金の心配をしてしまうような大人びている知世ですから、ビスケットを買うだけでイベントに行けるなんて、という計算があったみたいで。
しかし、単純にプリンセスになってお茶会に参加できるということを、とても喜んでいるみたいです。
知世のこういう、アタマが良いけれど、それでいて純粋なところが本当に可愛いと思います。
そして目的実現の為に懸賞に出してみるなど、行動にちゃんと出られるというところも偉いなぁ、と思ってしまいました。
さてお茶会の当日、喜んでお父さんと一緒に出掛ける知世でしたが、駅でお父さんの昔の先輩に会います。
この人、自分の仕事の自慢ばかりするような人で、そして女は可愛いければそれでいいでしょ、という考えの人の様です。
簡単に言うとデリカシーが足りないタイプです。
なので、お父さんに対して、今日はお子ちゃまへのサービスの日なんだね、と、知世の前なのに話して去っていきます。
それでテンションが落ちてしまう知世。
頭が良い知世には、プリンセスごっこにはしゃいでいるお子ちゃまだと言われたようで、がっかりしてしまったんだと思います。
もちろん、知世の事だから気にしなければいい、ということも分かっているのですが、聞こえてしまったらガッカリしてしまい、そういう自分にさらにガッカリしてしまったみたいです。
そんな知世にお父さんは、気にしないフリをして、自分の気持ちやプライドを守る方法を教えてくれます。
ムッとしたという事が、自分の気持ちやプライドの存在を理解するツールになるから、無駄ではないし、悪い事ではない、と教えてくれたんです。
お父さんのこの考え方は素敵です!
それを聞いて、知世も少し気持ちを上向けることができたみたいです。
沢山いるプリンセスの中の一人としてのお茶会でしたが、お父さんは知世が一番カワイイと言ってくれますし、王子さまはちょっとイケてませんでしたが、知世は大満足だったようです。
お茶会を楽しんだ知世に、女王様からの「心の中のプリンセスを大事にしてね」という言葉がとても大きかったみたいです。
今日の経験も、自分の心を大事にしていく、ということにつながっているのではないでしょうか。
次回の知世とお父さんのお話も、とても楽しみです!