黒崎くんの言いなりになんてならない、11巻 感想
※ネタバレ注意です※
由宇が 黒崎くんに “しつけ直し”されるところから始まりました!
他の男の子と 二人きりにならない事や、タクミも 例外じゃない事を、由宇に体を使って しつけていきます。
そんなことをされた由宇は 黒崎くんを意識しまくってしまい、もしかしたら、「自分を好きになってくれたのかも」と淡い期待を抱くのです。
そんな中、一大イベントのバレンタインがやってきました!
由宇は 苦手なお菓子作りに励み、やっとの思いで クッキーを完成させますが、黒崎くんには受け取ってもらえません・・・。
落ち込む由宇ですが、今までの経験から 打たれ強くなったのか、前向きに考え始めます!
すると 次の日、黒崎くんから電話があり、向かったホテルには なぜか由宇の両親と黒崎くんがいました。
なぜ両親がいるのか と焦る由宇ですが、さらに すごいことが起こります!!!
なんと、そのホテルは 黒崎くんパパの経営しているホテルで、黒崎くん大好きなパパは 息子が来ていると聞きつけ、やって来るのです。
一方 黒崎くんは、ラブラブな由宇の両親を見て 自分の恋愛感情について考え始めたり、父親の分かりにくい愛情に気づき始めたようでした。
この巻は、かなり黒崎くんの恋愛感情について焦点を当てていると思います。
成長していく黒崎くんと由宇を ぜひ見てほしいです!
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黒崎くんの 鈍感な恋愛感情について焦点が当たっていて、読み手としたら、最初の“しつけ”なんて絶対にヤキモチなのに 由宇の事が好きだと気付かない黒崎くんのそばに行って、「それは恋だよ」と教えてあげたくなっちゃいます(笑)
黒崎パパと黒崎くんの距離も縮まってきているようで、黒崎くんが「連絡する回数を増やす」といった時の お父さんの嬉しそうなツンデレっぷりは、見ていて かわいいです!
また、新入生が入寮してきて 寮長になった黒崎くんですが、梶くんは かなり なめられてしまっているようでした・・・。
でも そこは さすがの黒王子、新入生を威圧していて 惚れてしまいそうです!
由宇が 新入生にロックオンされた時は、由宇にキスマークをつけて けん制します。
「だから やっぱり それは独占欲だよ!!」って、黒崎くんに言いたくて たまりませんでした!
最後には 訳ありな新入生が登場して、次巻で嵐を巻き起こしそうです・・・、とっても気になりますね!!!