Kiss(キス) 1 月号 やんごとなき一族、6話 感想
※ネタバレ注意です※
前回、お母さんが倒れてしまって、急きょ 実家に帰ることにした佐都ですが、今回は冒頭から 健太が家のことを代わりに引き受けてくれていましたね。
親族一同が「深山家の跡取りが給仕なんて!」と思うのも分かる気がしましたが、意外と 若い世代には、この健太の行動は理解されているようで安心しました。
健太の兄夫婦や 妹夫婦も、健太の姿を見て各々 思うところがあるようで、それぞれが胸の中に いろいろな考えを秘めているということも分かりました。
健太の強さと明るさ、そして深山家の闇が よく分かる事件だったと思います。
一方、佐都のお母さんは 過労だったようですが、とりあえず一安心でしたね。
無事に退院することが出来ましたが、佐都に すぐ深山家に帰るよう 言葉をかけたことが、とても印象的でした。
お母さんは、佐都が ちょくちょく実家に帰ってくることを、深山家の人々は良く思わないって よく分かっているんですね。
きっと、佐都が辛い想いをしていることも 分かっているんだと思います。
それでも こう言ってくれたことで、逆に佐都は また深山家に戻る気持ちになれたのではないでしょうか。
さて、その後 戻った深山家で、お祖母さんの八寿子の紹介から、セレブだけが行くことができる 料理教室に行くことに――――
返ってきた佐都の言葉に お義父さんは怒っていましたけど、八寿子は 表情を変えていなかったので、怒っているのかどうか 分からない・・・と思ったのですが、料理教室に行くように 指示してきたことには驚きました。
もしかすると、八寿子は 佐都を悪くは思っていなくて、まだ礼儀やマナーが足らないと思っての行動なのでしょうか。
こんな教室に行くことになるなんて、また この教室で人間関係が問題になるのかしら、・・・とは思っていましたが、「深山家」というネームだけで 参加者から騒がれてしまって、さらに心配になってしまいました。
ただ、この料理教室で 問題になった人間関係は、ここで きゃあきゃあ言っていた人々ではなく、綾さんという ジュエリーデザイナーの女性でしたね。
偶然 彼女のアトリエに行くことになり、佐都が 彼女のような人に憧れる気持ちも分かる気がしましたが、まさか彼女が お義父さんの愛人だったなんて!!!
この愛人のことは、家族の中では もう公然の秘密のようになっているんですね。
家族全員から お義父さんの愛人の件は黙認されていますが、元々お義母さんへの扱いの酷さが気になっていたのに、この愛人の件が分かって、佐都が怒るのは 当然だと思いました。
佐都と健太が、お義父さんと愛人の綾さんを どうするのか、とても気になりますね。
次回、ふたりが どうやってお義父さんに立ち向かうのか、ワクワクします!
早く続きが読みたいです!!!