Cocohana(ココハナ) 11 月号 スミカスミレ、43話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は すみれの出演する映画が撮り終わった一方で、紅林監督の手が じわじわと すみれに近づいていることが分かる、少し不安が残る内容になっていましたね・・・。
まず、すみれの過去を調べている 紅林監督ですが、探偵を使って手に入れた すみれの高校生の写真から、すみれと如月澄の関係に 気付いたような気がします。
しかし それに気づいたからといって、今すぐ何かする様子もなく、それが却って不気味でした。
最後に手だけ登場した老女と、なにか関係あるのでしょうか?
一方で、すみれの映画出演は 無事にクランクアップとなりましたね!
とても映画の中に溶け込んでいて、良い演技だったのではないでしょうか。
みんなが褒めてくれていて、読んでいる こっちも嬉しくなりました!!!
その後、クランクアップのお祝いに 黎が夕飯を作ってくれたり、恋人同士になった黎と すみれの関係がステキだなぁ と思っていたら、映画出演の話から すみれが、自分は もう母親にはなれないんだと思っていたことが分かりました。
だからこそ、映画の中だけでも 母親になれるなら・・・と映画出演の話を受けたのかと思うと、一気に切なくなります。
その後 黎に、今後 ひとつずつ歳を取っていけるんだから、あなたも 望めば母親になれる、と言われ すみれの目から一気に涙が溢れていて、彼女が人生のやり直しをしているんだということを 今さらながらに思い出してしまいました。
その上で、すみれが いつか黎が人間になったら家族になりたい、と考えているところに、愛情の深さを感じます。
また、この日に 屏風に「生まれてきてよかった」というキーワードを言いましたが、しかし 反応がありませんでしたね。
心から思っている状態で このキーワードを屏風に言えば、動きがあるかと思いきや、何も起きませんでしたね?
キーワードは 変化するのか、または一度 使ったキーワードは使えないということなのか、それは 黎も知らなかった様子でしょうか。
となると、今後キーワードを探す必要があるということになりそうなので、屏風のことも気になる展開になってきました。
紅林監督の動きが 不穏な一方、屏風のキーワードのことも気になりますし、今回は この先に繋がるポイントが いくつか出てきて、先が早く読みたくなりました。
次回が とても気になります!