Kiss(キス) 7 月号 御手洗家、炎上する、2話 感想
※ネタバレ注意です※
今回も 杏子が御手洗家で家事代行の仕事をしながら、少しずつテリトリーを広げようとしていく様が、とてもホラー感があって面白かったです!
段ボールを まとめる紐を倉庫で探している時に、お母さんが大事にしていた靴を発見して、彼女と お母さん、そして現 御手洗夫人の過去のシーンにもなり、少しずつ彼らの関係性が分かってくる感じが、すごく興味深かったです。
この靴が まだ捨てられずに残っていたということは、もしかすると御手洗夫人にも捨てられないと思う気持ちが あったのでしょうか。
しかし倉庫で忘れられているようでしたから、杏子が持ち去っても気づかないでしょうね。
逆に いつか気付くときのことを考えると恐ろしく思いました・・・。
この靴を見せて、お母さんが靴のことは思い出したのに、実は娘たちの記憶がない ということが、とてもショッキングでした。
少しずつ何かを持ち帰っているのは、お母さんの記憶を取り戻す為だったんですね。
お母さんが過去を思い出せる品物を集めるために、杏子は御手洗家に忍び込んでいるんだと考えると、理由は よく理解ができますが、なんて危険なんだ!と思ってしまいました・・・。
もちろん御手洗夫人に復讐するということも あるのでしょうけれど、杏子の決心や覚悟の深さが分かった気がします。
そして また別の日に、杏子は とうとう2階に登ってみたわけですが、引きこもりの部屋のように汚い部屋が・・・。
夫人が2階に上がって欲しくなかった理由は、やはり こういうことだったんですね。
そして青年がいましたが、これは前回 壁の後ろから窺っていた人でしょうか?
まさかの連載2回目で ここまでストーリーが進んでくれるなんて!
展開が早いような、しかし過去のエピソードも沢山 入っていて、恐ろしい感じもあって、ものすごく読みごたえがありますね!
続きが とても気になるので、早く次回を読みたいです。