Kiss(キス) 5 月号 涙雨とセレナーデ、15話 感想
※ネタバレ注意です※
前回からの続きで、天菊の付き人をすることになってしまった陽菜でしたが、今回は孝章が とても可愛くて、ニヤニヤしてしまいました!
しかし一方で取引がどうの・・・とキナ臭い話がついて回るので、これは危険な状態なんだな、と心配にもなってしまう展開だったと思います!
まずは陽菜ですが、天菊の奇術のアシスタントをするようですが、この為の衣装を着た陽菜に見とれている孝章が とっても可愛かったです。
それまで陽菜を心配して、どうすればよかったのかと悩んでいたのに、陽菜の衣装姿を見て 頬が赤くなっている孝章から、陽菜を どんどん好きになっている気持ちが伝わってくるようでした。
そして、陽菜のことを気遣いながら、孝章が陽菜に自分の気持ちを告白しているシーンには、すごく切なくなりました。
孝章の気持ちが向いているのは雛子ではなく陽菜なんだということ、しかし孝章は陽菜を雛子だと思っているということ、その上で陽菜も孝章が好きだということを自覚してしまったからこそ、大粒の涙が溢れたんだと思います。
難しく こんがらがってしまいそうですが、この ふたりが今だけでも上手くいってほしい、と思ってしまいました。
さて一方で、天菊が入っていった部屋にいた天久座長が、セロ弾きの男を厳しく尋問していて、これは天久一座自体が良くない団体なんだということが分かりました。
浅草にいた連中も、この一座の一味がやっている裏の仕事の人間で、それを天菊も よく分かっているということだったんですね。
しかも一座は本郷貿易に恨みを持っているようですし、そして天菊は「死の商人」と言われているようですし、孝章と陽菜が、無事に戻ることができるのか とても心配になってしまいました。
どちらにしても、チヨは もう宿にはいないですし、そもそも探している首飾りも もうチヨのところにはないワケですが、それを ふたりは知らないで船の上に乗っているんですよね。
今後の展開が どうなっていくのか、天菊の奇術のアシスタントとしての陽菜の仕事も上手くいくのか など、次回が とても気になります!