Kiss(キス) 5 月号 七つ屋志のぶの宝石匣、10話 感想
※ネタバレ注意です※
顕定達が探している石が、鳥の形の模様が石の中にある赤い石で「豊穣の石」という名の石だと言うことが明らかになったところから今回は始まりました!
とうとう顕定達が探している石がどういうモノなのか分かってきましたね。
彼らが見ているバーナードレポートという書類も気になるところです。
さて今回は、前回も登場した古河君の家のお話でした。
志のぶが古河君のおうちで、長年お付き合いのあったデパートの外商・長尾さんへのサプライズパーティーに参加しているシーンで、古河家の人達が良い人なのがよくわかりました。
このサプライズパーティーは長尾さんが定年退職するということへの労いの意味のパーティーでしたが、
ここで紹介された、長尾さんの後任の若い男性・江口君がまたプライドが高そうな、そして若い自信に満ちているような男の人だったので少し心配になってしまいました。
そんな彼が、顕定と偶然古賀さんの家で鉢合わせしてしまって、奥様への宝石を選ぶという勝負をすることになってしまいました。
江口君の顕定に負けたくないと奥様にアピールをしまくる姿には笑ってしまいました。
顕定は自分の知らないところで、いろんな人のコンプレックスを刺激していることが多いですよね。
さて奥様への宝石勝負は、顕定が志のぶにアドバイスをもらい、そこからキャッツアイを選んで、勝負に勝つことができました!
志のぶの意見のおかげのようにも考えられますが、しかし奥様が身に着けているモノのひとつひとつに、とても良いモノを選んでいるということに顕定が自分で気づけていたから、そのアドバイスに乗ることが出来たんだと思います。
サプライズパーティーで志のぶが気づいた、奥様が可愛がっているぶち猫が伏線だったんですね!
ねこ好きの奥様にキャッツアイを選び、そして日焼けしている肌に似合うゴールドを合せる、というのは、顕定のセンスによるものですし、それを奥様が喜んで選んでくれて良かったです。
同じアドバイスを江口君がもらっても、自分の自信とプライドのせいで受け入れられなかったでしょうね。
江口君は奥様が意外とイイ物使っていることにも、きっと気づけていなかったと思いますし、そういうところで勝負がついていたんだと思います。
顕定への勝負に負けて、ショックで机につっぷしている江口君に、長尾さんがその姿が見れて良かったと言っていたのが、親心というか優しさだとなぁ思いました。
彼がこの敗けから、ヒントをもらっているといいなと思います。
そして、最後に長尾さんが、デパートに買い物に来ていた顕定に気付いたところで終わったのが、とても気になりました。
これが次の赤い石への情報に繋がるのでしょうか?
そして古河家には赤い石はなかったということでいいのでしょうか??
次回がとても気になります!