Betsucomi(ベツコミ) 11 月号 恋するハリネズミ、第23話 感想
※ネタバレ注意です※
紀衣ちゃんが帆月くんのお母さんへのてみやげを選びに行ったおせんべい屋さん。
そこで出会ったやさしくてお茶目な人は偶然にも帆月くんのお母さんでした。
ところが、何だか二人の関係がおかしい事に気づきます。
帆月くんが小さな頃から一生懸命に仕事をしてきたお母さんは、もっと話をしておけばよかったと昔のことを後悔しているのにそのことをうまく伝えられません。
無理をして体をこわして入院までしてしまいます。
紀衣ちゃんは、「家族写真を撮りましょう。こんなときの写真でも、つなぎ合わせた写真よりいいと思うんです」と提案し、帆月くんの家族の溝を埋めてしまいました。
「家族写真だから、紀衣も入るんじゃないの?」と帆月くんに言われ、「それって嫁にしてくれるってこと?」と期待してしまうのでした。
スゴイね紀衣ちゃんは、家族の溝だよ!
一朝一夕でできた訳じゃない。
「帆月に迷惑かけられたら 連絡して」と名刺を渡されたくらいなのに・・・。
いつも仕事でほぼ家にいないし、休みの日にも部屋にこもってるからめったに会うことのないお母さん、「オレのことは面倒事起す奴としか見てねーからあの人」と帆月くんが言うのを聞いて、自分の事のようにへこんでしまった紀衣ちゃん。
そして、本当は仲良くしたいのにうまく伝えられないお母さんに気づいてしまったら、もうここは一肌脱ぐほかないと思っちゃったんだよね。
どうしても、溝を埋めてあげたい。何とか力になってあげたい。
わかるなぁ、このもどかしい気持ち。
そして、家族写真です。
みんなで家族写真を撮ることによって、本当は大事に思っているんだよって、もっと沢山話をしてわかりあいたいんだよって打ち明けることができました。よかったね。
きっかけを作った紀衣ちゃんは「家族写真に入って。」と言われ、幸せな気持ちでいっぱいです。
帆月くんから、またごほうびがもらえちゃうかもね。
さて、来月はさみしいけど最終回です。
どんなラブラブな二人を送り出すことができるでしょう?
乞うご期待!