Kiss(キス) 11 月号 こいいじ、14話 感想
※ネタバレ注意です※
今回はほぼ、シュンくんとその嫁、ちかちゃんの、新婚2人のお話。
婿入りすることになった流れや、2人の出会い、ケンカまで。
ちかちゃんが本当に可愛いです!
シュンくんが大スキだということがよくわかります。
新婚だからとかじゃなくて、これはちかちゃんが素直な子だからだと思うんですけどね。
歳が10歳も離れているから、どちらかがメロメロなのが表に出やすいとは思うんですけど、シュン君の性格だとそういうのはあまり出さない気がするし、やっぱりちかちゃんが自分の感情をちゃんと出すところがいいんだと思います。
ちかちゃんが、なんとなくまめに対して心配しているところも、本人は気にしすぎなんじゃないかと心配していますが、いやいや、心配するものでしょ。
相手が歩んできた人生、知らないことばかりだし、まず自分よりも10年先を歩いていたんだから。
それでも、そういう気持ちを持っているといいつつも、本当のところは言わないで嫉妬しちゃうから、と伝えられるちかちゃんが羨ましいです。
そこまで言えなくて悩んでしまうことの方が、多いと思うのです。
シュン君はとてもいいコと結婚したね、と言ってしまいたくなりますね。
さて一方で、ちかちゃんみたいに素直になれないまめは、河田さんへ後ろめたさを感じてザワザワしています。
結局まだ聡ちゃんをあきらめられない、まだ好きだとと自覚しているまめ。
先日の風邪の一件を話す際にも、河田さんに聡ちゃんのことはもちろん話せません。
そして「ダメです」という言葉を聞きたくなくて、もがくというかあがく河田さん。
まだ断らないで、始まってもいないんだから、もう少しお試し期間が欲しい、というところがいじらしいです。
その時間を作ることで本当にまめの気持ちが河田さんに向くのかと言われると、それもかなりナイ話だな、とは思ってしまうのですが、一方で河田さんがもう少しだけ、と言いたくなる気持ちもよく分かります!
かなり不利な状況だというのも、もう分かっているんだと思いますが、もう少し時間をもらえればチャンスが何かまわってくるんじゃないかと、思ってしまったりするんですよね。
そこまで河田さんが思っていなくても、まだNOという答えを聞きたくない、というだけでも気持ちが分かります。
片思いって、何歳になっても、男でも女でもこういう気持ちと隣り合わせですね。
いろんな人の気持ちが交錯する中で、チカちゃんが最後に、あの時勇気を持って言ってよかったという言葉がとても印象的でした。
今回の救いになっているような気がしました。
次回のいろいろな人間関係もとても気になります!