Kiss(キス) 10 月号 こいいじ、13話 感想
※ネタバレ注意です※
とうとうまめと河田さんの関係が進展する、と思いきや、銭湯から2人で帰ってきたところに優ちゃんがアパートの前で待っていました。
優ちゃんが来たので、河田さんは帰ることになってしまいましたが、なんとなくまめはホッとしてしまいます。
さて一方で読んでいる側は、河田さんのがっかり感に同情せざるを得ない気持ちを持ちつつ、こんな時間に優ちゃんがひとりでくるのはどうなのか、と思ってしまいそうですが、優ちゃんは聡太には言わずに、家出のような形でまめのアパートに来たことが判明します。
なぜそんな行動に優ちゃんが出たのかというと、ゆめさんと聡太がキスしていたのを見て(実際にはしていない、と後で聡太は釈明するのですが)、それがショックだったからだというのです。
優ちゃんはなんか嫌だった、という言い方をしていますが。
そしてこれはちょっとまめもショックです。
河田さんのことはちょっと置いておいても、少しというかかなりショックだったまめの気持ちはよく分かる気がしました。
それとこれとは別、という感覚でしょうか。
さて優ちゃんが部屋にいないことに気付いた聡太はまめに電話しようかとしているところに、まめが連絡をいれます。
ふてくされないで自分から連絡をしたまめを褒めてあげたいです。
優ちゃんが寝ている間にまめは外に出て、聡太と会って事情をきくと、ゆめさんがお酒に酔っていたから、ということ。
キスはしていないけれど、そういうところを見せてしまって優ちゃんにショックを与えてしまったことを反省しつつ、優ちゃんを連れて帰ろうとしますが、まめに反対・説得されて明日迎えにくることになりました。
そのまま聡太と別れてもやもやしつつ帰ったまめは、布団もかぶらず寝てしまったので、次の日熱を出してしまい、結果として聡太と優ちゃんの仲直りに貢献することができました。
最後に3人でご飯を食べて、聡太と優ちゃんは帰ります。
河田さんにメールする前に、この3人の時間をもう少し過ごしていたかった、そんなまめの気持ちは、ちょっと複雑な感じがしました。
聡太とゆめさんの関係、昔つきあっていたんじゃないかと考えてしまうところなどは、さらにまめの気持ちが複雑化してしまって、この後の河田さんとまめの関係も含めて心配になってしまいました。
次回のいろいろな人間関係がとても気になるところです。