Cocohana(ココハナ) 3 月号 思い出のとき修理します、15話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は ふたりのお父さんが、ふたりの「あかり」の事を想って、そして行動に出ていたんだと分かって、とても優しい気持ちになれるストーリーだったと思います!
ポスターをはがしていたお父さん、佐伯さんは自分の本当の娘さんに直接会うことはできませんでしたが、しかし明里を通して二人の気持ちは少しだけ触れ合えたのではないかと感じました。
お祭りの人の多い中で、父と娘がお互いに気付くことはできなくて、明里だけが そのニアミスを見ていたのは少し悲しいようにも思いましたが、しかし その方がお互いには よかったのかもしれません。
佐伯さんが詐欺師はなく、本当に娘を捜していたお父さんで良かったと思うのと同時に、しかし その本当の娘さんには自分から やはり会いに行けなかったことは、とても悲しかったです。
ただ、きっと本当に会えたとしても、佐伯さんは何と言葉をかければいいのか分からないでしょうし、また娘さんである武藤あかりさんは、きっとお父さんに ひどいことを言ってしまったリ、そもそも やはり会ってはくれないかもしれないですね・・・。
そう考えると、間に明里が入ったことで 佐伯さんは自分の気持ちを あかりさんに伝えることができましたし、あかりさんも「お父さん」が元気そうだったか明里に聞いてくれて、彼女が「お父さん」を気にしてくれて、これが今回の救いであったように思いました。
さらに、明里のお父さんも秀司に会いに来ていたことに驚いてしまいました。
血の繋がっていないお父さんでも、やはり育ての親ですね。
明里が どんな人と付き合っているのか気になって、「こっそり」確認しに来ていたというのが、とても可愛らしかったです。
明里が太一から渡された絵は、このお父さんが偶然落としたものでしたか。
絵の中のお父さんが どうしても佐伯さんには見えず、逆に前回も登場していた仁科さんの方に似ているなと思っていたら、彼こそが今の明里のお父さんで、つまり大正解だったんだと思って嬉しかったです。
ただ、この仁科さんが明里の実のお父さんのことを もしかすると少し知っているのでは、という雰囲気だったので、それが今回とても気になりました!
今回は ふたりのお父さんが登場するストーリでしたが、結果的に また少し明里の生い立ちなどにも繋がる話になっていたと思います。
そして、前回から登場していた郁美も、今回 登場してはいましたが あまり表には出てこなかったのですが、彼女はこの先も また登場するのでしょうか?
次からの展開が気になりますね!楽しみです!