Kiss(キス) 4 月号 長閑の庭、19話 感想
※ネタバレ注意です※
前回からの続きで、元子は教授のお宅にお邪魔して 翻訳の仕事を手伝ったお礼に、夕飯を ごちそうになる、というところからスタート!
教授がパスタ作ってくれて、それを一緒に食べる日がくるなんて!!!
以前の元子から考えると、こんな日がくるなんて、と読んでいる こっちも嬉しくなりました。
元子が最高に幸せに感じて、そして緊張で手元が上手く動かなくなってしまったのも無理はないですね。
これだけで幸せ、と元子が思ってしまうのも よく分かるので、ふたりで食事して ゆっくりと会話をした時間を、とても暖かな時間と元子が表現しているのが、元子らしいと思いました。
それに対して「次回もよろしく頼む」と言ってしまった教授も、もう元子のペースにはまっているような気がします。
教授が、元子が春頃 着ていた黒ではない服を覚えていたのも 意外なようで、しかし見ていてくれたんだな、と思ったのと、それを言ってから照れている教授が とても可愛く感じました。
これは教授が元子を意識しているから、という事ですもんね!
教授が元子をバス停まで送って、そして自宅に帰ってきた時の、元子の居た香りに気付いた顔も意外でしたし、教授の中に元子の存在が広がっているように感じました。
さて一方、樹里ちゃんと付き合い出した田中さんですが、樹里ちゃんを受け入れたんだろうかと思っていたけれど、受け入れきれていなかったんですね・・・。
これでは ちょっと樹里ちゃんが可哀そうだと思いました・・・。
彼の心と体が合っていない感じが さらに不安に感じます。
田中さんが自分としてくれたことで、自分を選んでくれた、と喜んでいる樹里ちゃんに対して、そんな彼女に応える為に シュバルツさん(元子のことです)の気持ちを受け入れて自分を楽にしてほしい、と教授に言っている田中さんは、とても疲れているように見えて、心配になってしまいました。
田中さんから教授に こんなことを言うなんて思わなかったですし、これで元子の後押しになるとは思えないのですが、ここから どういう展開になっていくのか とても気になりました。
田中さんのセリフで今回は終わったので、次回 教授がどういう反応をするのか、どう言い返すのか とても気になります。
早く次回が読みたいです!