Betsucomi(ベツコミ) 12 月号 ハツ*ハル、24話 感想
※ネタバレ注意です※
今月は、いつもクールな三崎くんのお話。
三崎くん(通称タカ)の家族は両親とお姉さんの4人家族。
夏休みには福岡の大学に行っているお姉さんの文(アヤ)が帰ってきます。
今年の夏休みには、文はボーイフレンドを連れて帰ってきました。
夕食に彼女を呼べと言われたタカはあゆみを招待。
「偽りの恋人なのにご両親を騙すのは心苦しい」と言うあゆみに「乗りかかった舟だと思ってお願い」というタカ。
実は、タカの家庭は再婚同士で、タカと文は血が繋がっていないのです。
中1と高1で出会った2人は成長するにつれ惹かれあい、やがて恋人になりました。
しかし、両親の目を盗んでの恋人としての時間は罪悪感の増す時間でもあり、文は逃げるように福岡の大学へ進学したのでした。
事情を聞いたあゆみは気持ちのけじめをつける儀式をしようと言い出し、笹舟に気持ちの替わりである花を乗せて川に流させます。
「別離は新たな旅立ち 君の未来に素晴らしい出会いがありますように」とタカを励ますのでした。
そうか・・・、三崎くんはずっとお姉さんが好きだったんですね。
あんなにかっこよくて、あんなにモテルのに彼女の一人もいなかったのは、こういう訳だったんだ。
好きな人が家族ってどんな感じなんでしょう?
ブラコンとかシスコンとかはどっちかが一方的に好きで・・・。
でも恋人同士の関係にはならないですよね。
血が繋がってないんだったらいいんじゃないの、とも思いますけれど、お父さんお母さんの気持ちや、家族でいるためにはダメだったのかな?
結婚してしまえばまた家族ですし、お父さんは娘を嫁にやるのは辛いらしいから、タカと文が結婚すればオールOKなんじゃないの?両親にも打ち明けて、もっと頑張って続けていれば良かったんじゃないの?と思うのは私だけでしょうか?
って、そんな簡単な話じゃないですよね・・・。
けれど、このことをきっかけにタカと文がお互いの気持ちに区切りをつけて、前を向けるようになったのなら、まあよしとしましょう。
タカはあゆみの新しい魅力に気がついてロマンスになるかもしれません。
いや、どっちかというと戦友って感じかも・・・。
来月は海のリベンジデート計画が実行されるかな?
リコと海の運命はいかに・・・?!