Kiss(キス) 1 月号 涙雨とセレナーデ、7話 感想
※ネタバレ注意です※
家に帰ってきた陽菜は、ノブをうまく騙しながら雛子の部屋で隠れています。
陽菜は雛子に、どうして孝章との結婚に後ろ向きなのか聞いてみますが、そうすると答えてくれないどころか鉄仮面のような笑顔が張り付いてしまいました。
自分の話したくないことを話さずに済むと考えると、明治時代のお嬢様の、自分の思い通りにはならない状況に対する処世術なのでしょうか。
確かに陽菜はその後話しづらくなりました。ちょっと怖くもありますしね。
そんな学校を長く休んでいる雛子の元へ、家庭教師の山城先生が訪れます。
その場について来た書生に対しての、雛子の気持ちがあまりに分かり易くて、陽菜は彼女の気持ちを理解します。
表情も全然違いますし、彼が窓に向けて飛ばした紙飛行機を手にした雛子の顔は、とても可愛らしい恋する女の子でした。
この恋がどうにかなることがこの時代にありえるのか分かりませんが、うまくいってほしいです。
それにしても見つからない陽菜の首飾り。
雛子の部屋に隠れているばかりでは見つかりません。
そこで陽菜と雛子が入れ替わって女学校へ行ってみようかということになりそうです。
確かにそれであれば、もう少し自由に外を探せるかもしれませんが、しかし危険も大きくなるのでは?心配です。
さて、前回孝章の部屋から件の首飾りを持ち帰ってきた貞光。
その首飾りを馴染の女の子にあげてしまいます。
芸人の下っ端をしている女の子のようで、この後ニューヨークやパリに行く、と言っています。
あれ?この子から取り戻さなきゃいけなくなるなら、この海外に行ってしまう、というのはマズイのではないでしょうか??
そして一方、自宅に戻ってきた孝章は、陽菜がひとり言で口に出していた「たーくん」と言っていたことがやはり引っかかっているみたいです。
そして首飾りも、すぐ返すつもりだったのに、と思っています。
彼にもまだ何か思うところがありそうですね。
この流れで、箱を開けて首飾りを確認すると、その首飾りがありません!
そう、貞光が持って行ってしまっているんです、それをさっき女の子にプレゼントしてしまったわけで。
貞光が持って帰ったことを知った孝章は、すごい剣幕で貞光のところに乗り込みます。
これで取り戻せるのでしょうか?
意外と手間のかかる事態になっていますが、大丈夫なのでしょうか?
そして次回は雛子と陽菜が入れ替わって本当に女学校に行くことになるのかもしれません!
次の展開が楽しみです!