Kiss(キス) 12 月号 夜明け前のうた、3話 感想
※ネタバレ注意です※
渚が金色の長い髪を、短くして黒くして学校に来て、とてもビックリしました。
でもクラスにちゃんと戻れていて、そして馴染んでいて、本当に良かったと思います!
写真部にも入りたいと言い、実際に行動に移して、こういうことを渚がしたかったんだということがよく分かりました。
そして、渚に写真のモデルになってほしいと考えていた朝田さんの望みも、結果的に叶ってよかったです。
冒頭で切ったんだと思っていた渚の髪も、染め直しても切ってもいなかったおかげで、長い金髪の姿に戻った渚を撮ることが出来て、朝田さんも良かったです!
マーメイドのよう!と喜んだ気持ちもよく分かります!
羽鳥と渚をモデルに使って、思っていたような写真もうまく撮れたようで、これがどんな風になったのか、とても気になります。
朝田さんが羽鳥と渚の仲を誤解したまま、最後も気を使ったつもりで、ふたりきりにしてニコニコしている朝田さんには笑ってしまいました!
写真撮影の後に、心霊スポットに寄ってみたり、渚が自分のやりたいことをひとつひとつやっていきたいと彼女が考えたのも、よく分かる気がします。
その上で、彼女が羽鳥の書いた黒板の言葉をしっかり覚えていて、そしてその言葉のおかげで病気と向き合えていたんだと分かって、読んでいて泣きそうになってしまいました・・・。
また彼女が、自分が死ぬことがあれば、今の元気な姿を覚えていてほしい、と羽鳥に話したことが、とても切ないと思いました。
彼女が笑っている姿が、きっと羽鳥の目にはずっと残っているんだろうなとも思います。
渚と一緒に行動することで、羽鳥が渚の死と向き合っていくんだな、と考えると、この先の展開がどうなっていくのかとても気になりました。
羽鳥が過去を思い出す形で進んでいくストーリーなので、今後は悲しいことになるのだろうかと、少し心配ですが、次回はどうなるのか気になります!