えじぷり!、2巻 感想
※ネタバレ注意です※
えじぷり!2巻は 煌とクレオ、テツと小町による ピクニック編の2話目からスタートしました。
バドミントンで 汗を流したり、仲良く お弁当を食べたり、といった ほのぼのとした やり取りの随所に詰め込まれる、お馴染みの エジプト要素!
その他、山や海といった 定番のレジャーに出かけたり、お祭りデートをしたり と少女漫画らしいイベントも 盛りだくさんなのですが、やはり付いて回る エジプトネタ!
連載時から大量に加筆修正されたシーンの数々は、より一層 そのインパクトを増しています。
それでも しっかりラブコメは進行するもので、中盤では 生徒会長・金江智という新しいキャラクターが登場し、なんと クレオに恋をしてしまうのです。
煌も そのことを知り、二人は ライバル関係に――――
そのまま物語は 体育祭編へと突入し、煌と会長は クレオを巡って白熱した争いを繰り広げます。
そんな中、自分の 本当の気持ちに気付いたクレオは、とあることを決意しました。
そうして、物語は 笑いと感動に満ちた結末を迎えるのでした。
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エジプトネタとラブコメの 絶妙なブレンド具合は 今回も健在で、むしろパワーアップしているようにも思えます!
どの話も 面白いのですが、特に お気に入りなのは 第24話。
珍しく、テツや煌といった レギュラーメンバーではなく、動物園の人気者である カワウソ視点のストーリーになっていました。
そのカワウソが 可愛い見た目に反して、洋画チックな 小粋な口調で喋るものだから、台詞を放つ度に 笑いが止まりません!
そういったギャグ以外にも、外野の目線から見た 主要キャラクターの様子や、ほっこりするオチなど、普段とは また違ったタイプの面白さがあるエピソードです。
そして 2巻の最大の見どころといえば、やはり最終話でしょう!
思わず笑ってしまう、でも 胸が熱くなるような演出の連続で、本当に 最初から最後まで楽しませてくれる作品でした!!!