Cocohana(ココハナ) 12 月号 スミカスミレ、44話 感想
※ネタバレ注意です※
前回、屏風のキーワードが 変わってしまったことが分かって、この先 すみれと黎は どうするのか・・・と思いましたが、黎が基本的な考えに もう一度 立ち返らせてくれましたね。
すみれの望みは「青春を楽しみたい」であって、黎は「その望みを叶えたい」という関係だったことを考えれば、屏風のキーワードが変わったのか、または まだ、この「青春を楽しみたい」という望みが 満たされていないと判断されたのかは分かりませんが、どちらにしても、まだ すみれは今の生活の中で、青春を楽しんで生きていく必要があるということが分かりました。
笑顔で黎が、「落ち着いて今のまま、あなたの望んだとおりの青春を楽しめばいいのです」と言っているシーンが印象的です。
そして とうとう、不気味に動いていた紅林監督が すみれに近寄ってきましたね。
紅林からの呼び出しを受けて 行ってみたスタジオで、すみれは 紅林から「どうやって若返ったのか その方法を僕だけに教えてくれれば」と言われ――――
本当は すみれが67歳だということに気付いた紅林ですが、それを そのまま言ってくるとは思いもしませんでした。
すみれが感じた恐怖は どうしようもないものだったと思います。
この時点では、彼の望みも分かりませんし、なぜ こんなことを言うのか、恐ろしかったと思います。
何とか この場からはギリギリ逃げ出すことが出来た すみれですが、すみれは キーワードの言葉を探すことに 時間を使いたいだろうに、この紅林監督の行動が この先どうなるのか分からなくて不気味でした・・・。
その後、黎が すみれに対して 紅林との出会いの顛末を話し、さらに 紅林のところに単身で乗り込み――――
紅林の方は、黎が現れても 特に驚く様子もなかったので、黎が来ることも想定内だったのではないでしょうか。
彼の母親が出ている映画を観ていた紅林でしたが、となると この彼女が、前回 手だけ登場していた人なのでしょうか?
そして、母親を若返らせたいというのは、どういうことなのでしょうか!?!
気になることばかりですが、すみれの生活に ここから影響が出てしまうんじゃないか・・・と、とにかく心配です。
次回は 黎と紅林の話し合いになるのか、どんな内容になるのか、とても気になります!