Kiss(キス) 12 月号 ホタルノヒカリBABY、1話 感想
※ネタバレ注意です※
ひうらさとる先生の新連載ですね!楽しみに待ってました!
といっても ホタルノヒカリの最新シリーズ、今回の主人公は 蛍と部長の息子!!!
どんな展開になるのかと思いましたが、まずは この、まだ意識がないはずの赤ちゃんが主人公として、モノローグで ガンガン状況をお伝えしてくれていることだけで 面白かったです。
しかも、これが かなり冷静に 蛍や部長の分析をしていて、それが またコミカルで、可愛くて!
作中にも出てきますが、なんで こんな赤ちゃんなのに喋ってるんだろうか、なんて思いながら読んでいたら、「新生児の精神年齢は40代半ば」という設定に笑ってしまいました。
「中身は老成しているかもしれないけれど、伝える術がないだけ」という設定も、赤ちゃんを見ていて こんなこと考えているんじゃないか、と親が思うようなことが実際にあったら・・・というSFを読んでいるような気になって楽しかったです。
他にも 育児あるあるが沢山 出てきていて、これらは、ひうら先生の実体験からきているのかな?と気になってしまいました。
今回 優華や要、ヤマダさんや、そしてヒカリも ちょっとだけ登場していたりと、新連載にして懐かしく思う場面もあり、とても面白かったです!
妊娠中の蛍の様子や、蛍の乳腺炎のエピソード、そして 蛍の姉の揚羽(あげは)が手伝いにきてくれての、部長と蛍と揚羽の3人でバタバタしている様も、笑いありの上で微笑ましくもあって、とても高野家らしいと思いました。
1話では初めての育児で大騒ぎしてからの、やっと名前が決まり、主人公の彼の名前は「高野 一(たかのはじめ)」に。
名前をつけるときに、何も考えていなかったり、ちょっとB-LEY寄りの名前になりそうだったりと、紆余曲折していたのが また面白かったです!
初の育児で、蛍がノイローゼ気味になったり、それを部長が ちゃんと支えていたり、一の笑顔が救ってくれたりと、手探りの育児を頑張っている姿は 心に響きます。
そして2話では、高野家の幼児教育についての大騒ぎがあってからの、一が寝てからの、ふたりで ちょっと晩酌している姿とか とても素敵でした。
ふたりで焦らずに、しっかりと 一を育てていってほしいですね。
次回は どんな内容になるのでしょうか。
まだまだ 一が大きくなるには時間がかかりそうですから、沢山のエピソードがありそうですね。
続きが楽しみです!!!