Kiss(キス) 9 月号 やんごとなき一族、2話 感想
※ネタバレ注意です※
本当に結婚した佐都と健太ですが、イチイチ深山家の人々がイジワルで、今回も やきもきしてしまいました・・・。
深山家の花見の会へ、あの父親が 健太と佐都を呼ぶということに、確かに裏があるに違いない!と思ってしまいました。
これに対して、健太が ひとりで行くという行動に出たのは大正解だったと感じます。
何があるか分からないということを、一番よく分かっているんだな と思いました。
そこに やっぱり自分も行く、と後から行ってしまった佐都の行動も、気持ちは良く分かりましたが、それでも軽率だったかもしれません。
まだ深山家が どこまで恐ろしいかを、よく分かっていないんだな・・・なんて思いました。
読者側からすれば、父親の考えや、その周りの環境を先に知ることが出来てしまうので、花見会に駆け付けても 良いことがないと分かっているのに、佐都を止めることが出来なくて切なくなっちゃいます。
深山家に行かないままだったら、気まずい思いを ずっとしたままかもしれませんし、行って ちゃんと挨拶をしたい という気持ちや、お母さんが出してくれた着物であれば花見会に行ける という彼女の気持ちは、まるでシンデレラのようだな、と思いました。
しかし今回の結末は大きく違うのですが・・・。
確かに桜のシーズンに 桜の着物を着たい!と考えるのは 当然のような気がしましたし、もしかすると着物の柄のルールは常識なのかもしれませんが、着物を いつも着慣れていない人には、そういう知識はないだろうと思います。
せっかくの大事な着物なのにバカにされたようで、無知をさらして恥をかいてしまった・・・と考えている佐都が可哀そうでした。
これだって、美保子の小さな策略に はまったようなものなのに!
この、長男の嫁の美保子も、一筋縄ではいかなさそうですね・・・。
深山家に入るために 長男に嫁いだようなので、この美保子のプライドも相当 高そうですし、佐都へのイジワルも表に出ないようにして、続くのではないでしょうか!?!
健太の方が父親から「深山家の跡取り」とされていて、せっかく長男の明人の嫁になったのに!とイライラしている様が、ちょっと恐ろしかったです。
健太の姉の聖花や、長男の明人、そして健太のお母さんである久美さんは いい人そうですが、それ以外の、ザ・深山家な人々が あまりに強そうで、とても心配です・・・。
まだ花見会は続きそうなので、この後に佐都が どうなるのか、健太は どうするのか、次回が とても気になります!!!