Kiss(キス) 8 月号 くちうつす、7話 感想
※ネタバレ注意です※
「愛のかたち」の取材という形で、安藤と由夏は夜の遊園地へ ふたりで行くことに・・・!!!
相手は安藤で本当に良かったのかしら、と思いながら読んでいましたが、しかし今回の内容は その由夏の気持ちが変わっていくところが、読んでいて とても新鮮な感じがして面白かったです!
小説の取材という形でのデートになりましたが、安藤が茶化しながら優しくしてくれていることにも 由夏は気づきましたし、由夏が安藤とキスして経験を得たことで、まずは少しずつ変わっている気がしました。
そして安藤の方も、由夏に もう気持ちがあるんだろうなぁと思いましたし、また、由夏が照れている表情を見た時の彼の表情と、そして その後に思わず由夏を抱きしめてしまった彼の行動から、かなり本気になっているのではないか、と思いました。
しかし その由夏に、とっさに突き放されてしまった時は かなりショックだったと思うのですが、それでも表情に出さずに ひょうひょうとしてくれていたのは、彼の優しさだったのだと思います。
チャラいように見えて、安藤は意外と良い人なのかもしれない、と ここで印象が変わって、そうなると由夏が自分の気持ちを認められないことが もどかしくなりました。
そこに現れた元彼氏!!!
由夏の自分を出せない、ガードの固さを正面から言ってくれて、なんてタイミングが良い!と感動してしまいました。
これを言ってくれなかったら、由夏は そのまま変わることもできないと思いましたし、安藤はスッと離れて、そのまま近づくことは しなかっただろうと思います。
安藤に抱きしめられて、惹かれ始めている ということを由夏が自分で認めて、それを誤魔化さずに 安藤に伝えることができて、彼女が さらに変化しているのが よく分かりました。
これは、小説の方にも きっと影響が出てくると思います!
でも この二人が付き合う、という展開は本当に意外で、これが長谷川との口述筆記に どう影響を与えるのでしょうか。
さて最後に、ほとんど今回 出番がなかった長谷川ですが、彼の家に編集長の渡辺が尋ねてくるシーンで今回は終わりましたね。
長谷川の初恋の人が、わざわざ訪ねてくるなんて・・・!
この訪問によって また口述筆記に問題が生まれるんじゃないかと心配です。
続きが どんなストーリーになっていくのか、とても気になるので 次回が早く読みたいです!!!