デザート 7月号 地球のおわりは恋のはじまり、16話 感想
※ネタバレ注意です※
表紙の真夜と銀河は、同じ心境の立場同士の組み合わせってことですね・・・。
“私なら・オレなら、そんな顔、させない ・・・・・・のに。”って切ない!!! >_<。
さらに、内容も蒼の“真昼に話せない思い出”から始まっていて、何だか今回は 胸が締めつけられるような展開だったなぁ・・・。
人の気持ちに対して鈍い、と悩んでいた蒼ですが、それは お母さんが亡くなってしまう前日の後悔が影響してるのでしょうか T_T。
お母さんも病気で苦しかったのは分かるんですが、「お母さんなんて早く いなくなればいいのに」なんて口癖は悲しすぎます・・・。
「そんなことないよ」と返すのが蒼の口癖、嘘ではないけれど空しい気持ちだったのではないでしょうか >_<。
亡くなってしまう前日に「そんなことないよ」が言えなかったのは、別に「お母さんなんて いなくなればいいのに」を肯定したワケではない!絶対に!
だけど、いろんなことを我慢していた蒼は、口癖で返すのが もうツラくなってしまったのかなぁ・・・なんて思いました。
「誰かに取られても知らないからな」と銀河に言われたことに対して、(その方が いいのかもしれないね)と思う蒼の心は、“あの時”から前に進めないでいるのですね T_T。
一方、真昼は初めてのケンカをしたことで、蒼のことを もっと知りたい、頼ってほしい、そう思えるようになっていて、成長したなぁと感じました!
いつも話を聞いてアドバイスしてくれる、守谷さんの優しさのおかげでもありますね *^_^*
小学生の頃の間違いによって、銀河が 蒼に対して罪悪感のようなものを抱いていることが分かりましたけれど、真昼の言うとおり蒼にとって銀河は恩人!
銀河がいてくれなかったら、蒼は もっとツラい思いをしながら過ごすことになっていたと思います。
一人じゃないって、それだけで心強いことですもんね ^▽^。
銀河のおかげで救われた蒼は、もちろん銀河の間違いなんて許してますよ!
しかし、真昼のおかげで 蒼に対する罪悪感が薄れたことによって、銀河は気持ちが止められない面も出てきてしまったのかなぁ・・・。
真夜が蒼に告白したのは、やっぱり言わずにはいられなくなってしまったか・・・と思ったのですが、“真夜と蒼に起こった何か”を察知してツラそうな真昼に、銀河が告白したのはビックリしてしまいました >_<;
「・・・もうやめとけ、もう そういう あんたらを見たくない」「俺にしとけって言ってる、俺にしとけ 柳瀬」
銀河の 少し申し訳なさそうな表情で、さらに切なくなるなぁ・・・。
それに、告白した後の真夜の「・・・ごめんなさい」も すごく切ないですよね T_T。
真夜に「好きなの」と言われた蒼、銀河に「俺にしとけ」と言われた真昼、2人は どうするのでしょうか・・・。
複雑な展開になってきて、続きが ものすごく気になります!!!