Cocohana(ココハナ) 3 月号 Jumping ジャンピング、13話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は いろいろと展開があったので、読んでいて とても面白かったです!
まず 蘭ちゃんの従兄弟である創ちゃんと会った雛形君ですが、過去のことを思い出して、その場から逃げ出してしまい――――
雛形君が取り返しがつかないことをしてしまったと今でも悩んでいる相手である、「桜井君」は、蘭ちゃんの従兄弟の創ちゃんと同一人物だったんですね。
確かに従兄弟が昔馬術をやっていて落馬した、と以前 話していました!
雛形君の中では この事件がまだまだ尾を引いているのに、本人が目の前に現れたら確かに逃げ出したくなるだろうな・・・、と思います。
創ちゃん自身も気にしているようでしたし、逆に気にしていないのが事故の当人?当馬?である津軽なんだな、とも思いました。
今まで、なぜ蘭ちゃんだけが津軽に乗れるのか気になっていましたが、創ちゃんの従兄弟であるということも大きかったんですね。
もちろん蘭ちゃんの性格が津軽と相性が良かったんだとは思いますが、彼女の中に、事故で再起不能になった昔の友の姿を津軽は見ていたのではないでしょうか。
本当に馬って頭が良いんですね!
今回は さらに、蘭ちゃんが奥コーチたちに煽られて、なんと津軽に乗って障害物を跳びましたね!!!
跳んだ瞬間が見開きのページで描かれていて、とても躍動感があってステキでした!
蘭ちゃんと一緒に跳んでいるようにも思えましたし、気持ちの良さも伝わってきたと思います。
奥コーチたちも大喜びでしたが、蘭ちゃんを乗せていた津軽自身も喜んでいるように見えました。
跳んだことに感動している蘭ちゃんに、奥コーチの掛けた「その感動が次のチャレンジにつながる」という言葉が とても素敵で、こうやって ひとつずつ階段を上っている蘭ちゃんの姿を見て、こちらまで嬉しくなってしまいます!
さて一方で、今回 落ちこんでしまった雛形君ですが、その弟の逸平もテンションが低くて辛そうでした。
逸平に思いの丈をぶつけたはずの鮎川君の方も落ち込んでスランプ気味ですし、馬術部の男の子たちが みんな心配です・・・。
練習試合のエントリーについても、鮎川君は思ってもいない方向になってしまいましたし、今後どうなっていくのか、彼ら全員が この悪循環から抜け出せるといいのですが。
蘭ちゃんは調子が良いように思えますが、とにかく男性陣が心配なので、この先が どう繋がっていくのか、とても気になります!
次の展開は練習試合のことになっていくのでしょうか。
早くこの続きが読みたいです!!!