Cocohana(ココハナ) 12 月号 スミカスミレ、34話 感想
※ネタバレ注意です※
先輩たちの策略によって、ふたりきりになってしまった真白くんとすみれでしたが、まさかすみれが真白くんの気持ちを受け取らない、という選択をするなんて思いもしませんでした・・・!
真白君がすみれに誕生日ケーキのサプライズを用意していたり、もちろんプレゼントを用意していたのに、まさかの受け取ってもらえないとは・・・。
すみれが澄さんであること、本当は67歳の誕生日であることまで全て受け入れてくれている真白君、すみれ本人も真白くんなら全てを受け止めて大切にしてくれると分かっていて、それでもそのまま受け取ることが出来ないということが、とても苦しかったです。
黎だったら素直に気持ちを出せる、というのは、分かる気もしましたが、それは長い付き合いのせいだとも思いましたし、真白君だってそうなれると思うのに・・・!
高校生の頃だったら、素直に真白君の気持ちを受け取れていた、と考えるのは、つまりこの数年で黎がいなかった時間を過ごしたことと、そして記憶を無くした黎を元に戻すために試行錯誤した時間などが、すみれをそういう考えにしたのだと思いました。
しかしその言葉を聞いた真白君が、態度を急に変えることもなく、いつもの優しい真白君だったので本当によかったです。
真摯な真白君の気持ちをすみれに受け入れてほしかった・・・しかし黎の気持ちも気になるので、悩ましいですね!!!
別荘から自宅に帰ってきて、黎の姿がなくても、誕生日のお祝いのメモとすみれの花の鉢植えを見た時の表情が、真白君よりも黎なのか、と感じさせました。
まだ帰ってきて黎に会えていないので、黎に会ったらすみれはどんな顔をするのでしょうか?
次の展開も一体どうなるのか想像ができないので、早く次回を読みたいです!