Kiss(キス) 11 月号 月と指先の間、9話 感想
※ネタバレ注意です※
とうとう黒月さんとアン先生の関係が進展しましたね!
黒月さんの気持ちが通じてよかった!!!
アン先生も自分で意外だったと思います、苦手だと思っていた人と、こんな関係になるなんて。
ずっと好きだった、なんて言ってくれたら、それはやっぱり嬉しいに決まってますよね。
しかしそれでもアン先生がまだ流れに流されまいと、黒月さんになかったことにしてほしいと言ったのは意外でした。
つまりアン先生から忘れてくれと言われたワケですが、それでも黒月さんがアン先生を追いかけていった、その行動力がとてもカッコよかったです!
いつもの黒月さんだったら何もできなかったかもしれないですね、追いかけることができて本当によかったです。
アン先生を担いで自分の部屋に連れて帰ったのは、今までの黒月さんだったらしそうにない行動だったので、とてもステキでした。
さてこのことを、また友達ふたりにアン先生は報告するわけですが、その中でアン先生が「普通の老後が送れる?」と考えたのが、とても印象的でした。
この人は、きっともう、いろいろあきらめていたんだな、と実感してしまいました。
漫画家で走り続けることを選んだために、いろいろ捨ててきたんだな、と改めて思いました。
彼女が黒月さんをちゃんと選んで、そして幸せになって欲しいです!
しかし、この恋愛がうまくいったことで、アン先生が漫画が描けなくなってしまうとは、思いもしませんでした。
自分の恋愛が充実することで、ネームが進まなくなり、ジョルジョも動けなくなってしまうなんて・・・。
コンプレックスや渇望をエネルギーにしていると、私生活が充実してしまうとエネルギーが足らなくなって漫画が描けなくなる、というのは理解できる気がします。
しかしアン先生が、このことをそのまま黒月さんに伝えて、だから付き合えない、とアン先生が言うとは思わなかったので、驚いたと同時に、やはり彼女はプロの漫画家であり続けたいんだな、と思いました。
それに対して、それは困るので自分を空気だと思ってほしいと言った黒月さんに、ちょっと笑ってしまいます!
最初は面白いなと思いましたが、僕なしで生きていけなくなるように、というセリフから、本当にアン先生の事を愛していること、大好きなことがよくわかりました。
そしてちょっとカッコイイ!!!そんな空気みたいな彼氏、とてもステキじゃないですか!!!
そんなところに川藤さん来ちゃうんだもの・・・!
インターホンをとらなかったら居留守だってできただろうに!
中に黒月さんがいる状態で、次回アン先生はどうするのでしょうか!?!
とてもとても気になります、早く続きが読みたいです!!!