深夜のダメ恋図鑑、2巻 感想
※ネタバレ注意です※
何度読んでもスカッとする内容です!
3人の性格や趣味などが異なる女性が飲みながら、それぞれの経験した恋愛話を回想付きでしていくのですが、これがまたそれぞれかなりクセのある男性とばかり関わっています。
最近の話もあれば、数年前のものもあるんです。
しかも、かなりリアリティがある男性が多くて「あーこういう男いる!」と思わず叫んでしまうくらいかもしれません。
男性のダメな考え方や行動を直球でダメだししたり、ドン引きしながらフッたりと、ダメ男たちに振り回されていく女性たちの考えや突っ込みも面白いです。
大体どのダメ男も最初はとても印象が良いです。
なので最初は、女性も大人の対応や胸キュンしたりして惹かれたりしていきます。
でも、だんだんダメ男が本性を出していくと女性たちも、それはそれはとても大人で怖い常識ある対応をしていきます。
それがまた、すごくスカッとしました。
はっきりと「キモイ」「オマエとの結婚って地獄かよ」「オマエが一番いらねえわ」など、なかなか世の女性たちが言いたくても言えないことをはっきりとダメ男たちに叩きつけます。
特に、ママっぽい人がいないとダメなのにプライドの高い諒君は最高です。
そして、そんな彼氏を毎回ぶちぎれて怒鳴り倒して正論をいう佐和子がかっこよすぎでした!
毎回毎回ダメ男ぶりを発揮しては凹まされ、それでもダメ男を発揮する諒君は何度読んでも楽しくて面白いです。
元ヤンの円さんも付き合った経験がないせいか既婚者に壁ドンとかされちゃって、お礼に壁にヒビが入るくらいの逆壁ドンはすっきりしました。
すべての話がほとんど一話完結なのでとても読みやすく、何度でも好きな話を読めるのが一番の利点だと思っています。
しかも時間もバラバラだし、回想の話で最後にいろんな女性目線の突っ込みは同姓ならきっと共感できるのではないでしょうか。
とにかく世の男性相手にすっきりしたい時に読み返すストレス発散の漫画と言えると思います!