恋だの愛だの、11巻 感想
※ネタバレ注意です※
「恋だの愛だの」の最終巻になります。
主人公のかのこは、中学のときからの友達の椿くんに告白され、友達としか見れないと断りました。
椿くんも諦めようとしましたが、二人の友達の桃ちゃんに、今のかのこをちゃんと見てから諦めるか決めたら良いと言われます。
そして、椿くんはかのこが自分と付き合うことで、椿くんの評判が悪くなるから、フッたことに気づきました。
誰が隣に並ぼうが自分の輝きは変わらないとかのこに伝え、かのこも椿と付き合うことに決めます。
中学まで友達も作らず、高校に入って人と関わるようになったかのこにとって、初めての彼氏ができました。
高校でもモテモテの椿くんと地味なかのこが付き合ったことが、すぐさま広まります。
かのこに告白した矢吹先輩と久々に学校で会ったので、椿くんと付き合ったことを報告しました。
矢吹先輩に、もし椿ではなくて、自分が中学からの同級生だったら現状は変わっていたかもしれないと言われます。
矢吹先輩にこれからも好きでいてもいいかと聞かれたかのこは、椿くんの不安を取り除きたいから断りました。
しかし、異性としてではなく一人の人間として興味をもってもらえるように、これからもっと魅力的な人間になりますと伝えます。
この言葉で矢吹先輩は、それでこそ自分の好きになった子だと思いました。
その後、かのこは矢吹先輩に生徒会会長に立候補しないかと聞かれます。
悩んだかのこは立候補をするのです。
入学当初は生徒会長に立候補するなんて考えもしなかったかのこが変わったことが、よくわかりました!
かのこは生徒会長になり、厳しく学校を仕切っていくことになります。
私は、かのこらしく生徒会長として頑張っていくラストはとても良かったと思いました。
かのこと椿のラブラブな姿が見れて嬉しかったです!