キミはそのときケモノになる 感想
※ネタバレ注意です※
オフィスラブのドキドキストーリーです!
主人公の杉田あかりは、同じ会社総務部の倉石さんに告白して、「無理です」と断られてしまいます。
倉石さんは会社で「暗井」というあだ名がつくほど、地味で暗くて目立たないタイプ。
会社の女の子達からも、ばい菌のような扱いをされている倉石さん、悲しいですね・・・。
でも、あかりにとっては、素敵で優しい男性です。
あかりは男性を内面で見る女性なんですね!
あかりは同じ会社の伊達さんというイケメンに交際を迫られるのですが、 倉石さんへの恋心があるのでやんわりと断っていました。
私も伊達さんはあまり好きではありませんね・・・。
イケメンを鼻にかけてる感じがちょっと嫌です。
あかりは倉石さんを飲みに誘い、どうして私と付き合えないのに、私に優しくするのかと質問しながら、無理やりお酒を飲ませます。
するとどうでしょう、倉石さんが野獣男子に豹変しました。
その夜はそのままあかりとベットへ!
あかりは幸せな気持ちになりました。
そうですよね、好きな人と結ばれたのですから。
でも、残念なことに朝になると倉石さんはまたオドオドした倉石さんに戻って、「忘れてください」と言いながら、あかりを置いて逃げてしまいました。
呆然とするあかりです・・・。
あかりは倉石さんの気持ちがわからず、倉石さんを忘れようと、イケメン伊達さんと食事に行くことにしました。
しかし、伊達さんはその気のないあかりに無理やり強要しようとするのです。
あかりはピンチ!!
すると、また野獣化した倉石さんが現れ助けてくれました。
そしてそのままあかりと倉石さんは路地裏で結ばれますが、どうやら倉石さんはお酒を飲むと野獣化して、記憶もなくなってしまうそうなんです。
そのことが原因で数々の失敗が過去にあり、 倉石さんは、なるべく地味に過ごそうと決めたため、あかりの事が好きなのに付き合いたいと言えなかったそう・・・。
あかりと倉石さんは両想いだったのです!あかり、良かったですね!
ついに二人は会社の人には内緒で付き合うことになりました。
そして、会社の人気のない場所でこっそりイチャイチャしたりしています。(原因はブランデーがほんの少し入ったデザートを食べて倉石さんが野獣化!)
二人のやりとりがほのぼのしていて、楽しく最後まで読めました。