Cocohana(ココハナ) 3 月号 Jumping ジャンピング、4話 感想
※ネタバレ注意です※
雛形君にひどいことを言ってしまい、激昂されてしまった蘭ちゃん。
そのまま1人で競技場を後にし、大学までバスで帰ってきてしまいます。
もう東京の実家に戻りたい、とも思った蘭ちゃんですが、しかし帰る前にもう一度津軽に会いたい、乗りたいと思ったのでした。
傷ついて、そして自信もなくなってしまった蘭ちゃんが、それでも津軽に会いたいと思ったのは、やはり馬が優しい動物で、彼女が心のどこかで誰かとのコミュニケーションを求めているという形なんじゃないかと思いました。
奥くんが駆け付けてくれて、もう一度津軽に乗せてもらえた蘭ちゃんは少し落ち着いて話せるようになったみたいでした。
そんなところにコーチも戻ってきて、蘭ちゃんの話を聞いてくれます。
彼女の自信がなくなってしまって気持ちがツライということも分かった上で、俺の家に行こうと誘ってくれたコーチ!
意外と頼りになるじゃないですか!
小百合ちゃんに合ってしまったらまた頼ってしまう、と泣いている蘭ちゃんは、コミュニケーションにも自信がなくて、生きるのも辛いだろうと思うのですが、それをさらりとかわして救いの手を伸ばすことができるコーチはさすがですね!
そしてコーチのうちで、蘭ちゃんはコーチのお姉さんの千代子さんと会い、励ましてもらいます。
「変わりたいなら進まなきゃ」「怖がらないで進んでいけばきっとあなただって変われるはず」という千代子の言葉に、蘭ちゃんはすこし進む気になれたようでした。
次の日にもまた競技場に行ってみて、鮎川君の姿を見て、自分も馬に乗ってあんなふうに跳んでみたいという気持ちをもちました。
大きくても実現可能な夢じゃないですか!
これをしっかり心に持って進んでいければ、蘭ちゃんも進んでいけるんじゃないかと思います!
そして競技場で会った雛形君に思い切って謝ってみた結果、鮎川君も謝り、そして彼が大切にしている津軽の為にも大学に受かって馬術部に来てほしいと言われます!
勇気を出して話してみて良かった!
そういってもらえたら彼女の自信のなさも少しずつ改善するのではないでしょうか??
それがぜひ受験までに間に合ってくれるといいのですが!
次回は5月号ということで、この間に実は受験が終わって合格して、大学生になっていたりしないかしら?なんて思いつつ、次回を待ちたいと思います!