Kiss(キス) 1 月号 飯カレ、12話 & 13話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は2話掲載ですよ!
ひとつめのお話は、タウン誌で短期連載が決まった新人、深澤朱美さんがヒロインです。
その連載記事が面白く書けず、編集長に没を出されて落ち込みながら、お昼ご飯を食べに近くのお蕎麦屋さんへ。
しかし以前付き合っていた彼に「食べすぎで恥ずかしい」と言われたのを気にして、最近食べるのを制限気味にしている朱美さんは、おなかいっぱい食べられなくて、元気もでないようです。あまり良くない傾向ですよね・・・。
それでも夕方にパンケーキ屋さんに行ったり、夕飯を居酒屋に食べたりと、カロリーを気にしているわけではないみたいです。
ただ、おなかいっぱいまで食べない為に、ちょっと欲求不満のように見えます。
さてそんな日に、お蕎麦屋さん・パンケーキ屋さん・居酒屋さんと、行く先々で一緒になる男性がいまして、声をかけてみると、意外にも意気投合。
河沼仁さんというその男性と一緒に夕飯を食べることになります。
ただ、朱美さんはここでも相手に幻滅されるのが恐くって、お腹いっぱい食べることができません。
そんな我慢をしている朱美さんを、居酒屋さんを出た後にさらに地元の郷土料理の一つである山賊焼き(大きな鳥の唐揚げ)のお店に入ろうと河沼さんが誘います。
ここでとうとう、朱美さんは我慢ができなくなって、「大食らいですけど大丈夫ですか?」と聞いてみると、大歓迎と言ってくれた河沼さん。
いい男だ!!
そうだよね、「美味しそうに食べるね」と言ってくれた河沼さんなら、笑って受け止めてくれると思ってましたよ!
そして、朱美さんは美味しいものを好きなだけ食べれて、それを見せれる人がいることの幸せに気づきます。
そんなわけで、飯カレも手に入れ、連載記事もこのメシ彼との食事の事を書いて、うまいった朱美さんでした!
さてふたつ目のお話は、朱美さんのお姉さんの藍さんがヒロインです!
姉妹で色の名前なんですね。
藍さんは携帯電話のショップに勤めていますが、お客さん一人ひとりに親身になりすぎ、時間もかけすぎていることを上司から注意され、落ち込んでいます。
世話好きの性格が悪い方に評価されてしまっているようですね。
そんな中、偶然お店に幼馴染だった八木田雅人君がショップにやってきます。
久しぶりの再会に、一緒にラーメンを食べに行った後、藍さんのお宅でデザートを食べることになりました。
八木田君が甘党だからですね。
幼馴染だから、愛さんも自宅に誘うのも違和感がなかったみたいです。
お取り寄せが趣味の藍さんは、これからも一緒にデザートを食べようと八木田君を誘います。ココまではイイ流れです!
しかし藍さんの元カレの話が出てきてなんだか流れが妙な方向に・・・。
風邪で弱って困っている、という元カレからのメールをみて、何かしに行ってあげようかと考える藍さんに、お節介はやめろ、行くんじゃないと止める八木田君。
これは、飯カレというよりも普通の彼氏の話なのでは??と思ってしまいますね。
そんな悩んでいる藍さんのところに、お店で親身に相談に乗ったお客さんから、お礼にお取り寄せしたおいしいケーキをいただきます。
お節介、と藍さんは自分では言いますが、これは誠実にお仕事とお客さんに向き合ってきたからこその、ご褒美ですよね。
しかもこれで、飯カレらしさが戻ってきましたよ!
大事な人と食べてね、というお客さんからの言葉に、藍さんが選んだのは元カレではなく八木田君の方でした。
一緒においしいケーキを食べて笑える仲、というのは大切ですよね。
藍さんが元カレのところにお節介を焼きに行かなくてよかったです!
優柔不断の女の子だと、可哀そうだからと行ってあげてしまって、関係がなぁなぁになってしまう、なんてことになりそうですし。
藍さんにも朱美さんにも素敵な飯カレが現れてよかったです!
次回はどんな人がどんな飯カレとご飯をたべるのでしょうか!?
とっても楽しみです!