Kiss(キス) 1 月号 七つ屋志のぶの宝石匣、9話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は、志のぶも顕定も出てきますが、主役ではない扱いです。
今回のヒロインは、以前も登場していた秋元貴子さんと、彼女に秘かに想いを寄せる、古河憲政君です。
秋元さんは、お金持ちのお嬢様で、宝石が本当に好きな女の子です。
お嬢様らしくわがままで、見た目がステキな顕定を狙っています。
顕定の方も、お仕事の都合上お嬢様のわがままに付き合っています。
しょうがなく、という感じですが。
彼女が本当に宝石が好きだということが彼の救いでしょうね。
さて一方で、古河君の方は宝石というよりその原石、鉱物が好きな男の子で、志のぶとは石好きの友達という関係です。
古い付き合いのようで、自分の石を披露しながら友人関係を続けているみたいです。
そんな各々の関係がありつつ、鉱物と宝石、かみ合わないようでかみ合っていたりするので、今までのいろいろなイベントで秋元さんと古賀君はすれ違っているようです。
そしてその度に古賀君は秋元さんと話してみたいと思っていたようですが、彼女の方は全く気にもせず、古賀君にも気づいていなかった様子。
最近になって、いくつかの場所で偶然会うことが続いたために、やっと気がついた程度のようです。
さて、秋元さんが入ってみたいと顕定を連れてきた銀座のもんじゃのお店で(というか志のぶと顕定の行きつけの店でした)に、偶然志のぶが古河君と約束をしていたことで、志のぶは古賀君の憧れの彼女が、秋元さんだと知ります。
そしてどうにかしてあげたいと、おせっかいをかけて、秋元さんと顕定にミネラルショー、つまり鉱物展に来てもらうように仕向けます。
二人に素敵な鉱石を見せて、いい雰囲気に、なんて考えていたのだと思いますが、そこにたどり着く前に秋元さんと古河君が遭遇してしまいます。
秋元さんが私のストーカーなの?と言い出したことにて対して、逆切れした古河君が言い返してしまいますが、それが逆に秋元さんが素直になるきっかけ?になり、意外にも秋元さんから謝りました。
この秋元さんはこういう場面で素直に謝ることができる性格だから、石にも好かれるんでしょうね。
そして誤解も解けて、ふたりは意気投合できたみたいです。
キレイなものを見るのは宝石だって鉱物だって、キレイですもんね!
もしうまくいかなかったら披露しよう、と、志のぶはおじいちゃんの蛍石を用意していましたが、使わないで済んでしまいました。
ブラックライトを当てると本当にきれいに光るようですね、実物が見てみたい!!
ちなみに最後で判明するのは、古河君が実はとても大きな企業である古河商事の息子だということ。
そしてこの古河商事を顕定が狙っていることも分かります。
どうやってこの古河商事に顕定が入りこんでいくのか、とても気になります!
次回でその方向に進むのでしょうか? 楽しみです!!