Kiss(キス) 9 月号 御手洗家、炎上する、4話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は 登場人物も増えてきて、これが どう絡まっていくのか、とても気になってしまいます!
さて、まずは真希子の次男である 真二ですが、かなり好青年になっていてビックリしました。
前回の杏子の回想に出てきたような、暗いゲーム少年の印象は全くなく、女子から人気のある男の子に成長していて、驚きました。
その真二からの 真希子への言葉も、素直で誠実な青年が、母親に対して しっかりと意見を言っているように感じたのですが、一方で その後ろには、やはり何かがあるように思えます・・・。
全ては言わないけれど、分かっているだろう?みたいな雰囲気のやりとりだったので、この家族の中で、何か秘密を共有しているのではないか?と考えてしまいました。
一方で、今回も ドアの隙間から杏子の様子をうかがっている貴一の姿には、ちょっとゾッとしてしまいました。サスペンスホラーっぽい!!!
真希子が 貴一に対して、「ずーっと そばにいるからね」とドア越しに声をかけているシーンも恐ろしかったです。
真希子の回想シーンの中に、貴一が 燃えている御手洗家を見て帰ってきて、母(真希子)に それを報告する、という場面がありましたが、真希子の笑った口元が不気味で 印象深かったのと同時に、貴一は この時点で何か知っていたのではないか・・・という疑問が湧きました。
そして だからこそ、真希子のセリフに繋がるのかもしれないな、と思います。
また、今回の杏子の回想シーンから、幼い杏子にとって、貴一は きっと憧れの存在だったのだろうと感じました。
それ故に 杏子の中には、この引きこもりが貴一さんか確かめたい という気持ちと、貴一ならば取り込んで利用したい という気持ちが同居して、その中で考えが揺れていたのではないかと思いました。
星の話をしたことで、彼が やはり貴一であることを確信しましたが、これは かなりショックだっただろうと思います・・・。
妹に報告をして、杏子の方は 少し吹っ切れたのかもしれませんが、逆に貴一には この星の話から、杏子は何者なのか という興味を抱かせることになってしまったようで、これで貴一が 杏子を思い出してしまうんじゃないか・・・と心配になりました。
元々 貴一は頭が良い人だということですし、彼には膨大な時間があるわけで、杏子の事を思い出し、または それを調べることに大量の時間を使えるのだという事を、杏子は考えていないのではないでしょうか・・・。
杏子の方は まだまだ真希子の裏を探していかなければなりませんし、貴一の存在が悪い方向に転がらないように、思わず願ってしまいました。
続きが気になりますね、次回が どうなっていくのか楽しみです!早く続きを読みたいです!