Betsucomi(ベツコミ) 12 月号 恋するハリネズミ、最終話 感想
※ネタバレ注意です※
何だかいろいろなことをクリアして、普通の日常に戻ったら、周りの友達にも彼氏が出来ていました。
カレカノの先輩として立派に助言しようと思ったのにみんなの方がズッと進んじゃってる?!
そりゃあ色気はないけれど、あ~んなことやこ~んなこともしてみたいのに。と焦り気味の紀衣でした。
雨にぬれて下着が透けてるのに「気にしない。」と帆月くんに言われてしまった紀衣。
女の子として見てもらってないの?と涙が出てしまいます。
「紀衣がいいなら、もうガマンしないけど?」と帆月くんに迫られて、やっぱり怖くなってしまう紀衣。
「2人のことは2人のペースで決めよう。これからずっと2人でいるんだから。」とやさしい帆月くんに言われ、不安も一気に吹き飛んでしまいました。
そうです、2人でなら、どんなことも楽しい出来事に変わります。
これからの未来を予感して空の虹を見上げる2人でした。
ハッピーエンドです。あ~よかった!!!
ハリネズミの帆月くんを好きになって、成長した紀衣でした。
それにしても帆月くんは大人すぎ!
同級生の彼女に「女の子として見てもらってない。」と泣かれたら、もう行くしかないでしょ。普通なら・・・。
なのに、紀衣ちゃんが怖がっているとわかったら、ちゃんと止められる!これ出来る子いる?
まあ、それほど紀衣ちゃんが大事っていうことなんでしょうけどね。
それに、帆月くんは気持ちがブレない。
自分の思いをちゃんと理解していますよね。
彼女に対する気持ちも親に対する気持ちも。
そして、状況に応じて柔軟に変化できる、ここが大人です。
自分の気持ちに固執せずに(オレが・・・オレを・・・じゃない!)
相手を思いやれる、ここも大人です。
でもそれって、子どもの頃に大人にならざるを得ない状況があったってことかも・・・。
だけど、紀衣ちゃんに出会って、世界が変わった帆月くん。
「好きだ」ってわかって、やきもちもやいて、いろんなことあきらめなくていいってわかったんです。
そして2人の時間を大事にしていきたいと思えたんですね。
紀衣ちゃんに劣らず、帆月くんも成長したんです。
いいなあ。こんな恋人関係。
さみしいけど、このお話終わってしまいました。
もう少し大人になった2人に会ってみたい気もするけどハッピーエンドだから、いいとしましょう。