Betsucomi(ベツコミ) 9 月号 クイーンズ・クオリティ、第2話 感想
※ネタバレ注意です※
「黒いクイーンになるための資質が自分の中に眠っている。」と言われた文。
クイーンを覚醒させないために、自分の中のクイーンと戦う覚悟があるかどうか、テストすることになってしまいました。
「テストの内容を玖太郎に話すのも話さないのもテストのうち。」とタカヤに言われ、不器用な玖太郎に「学校で話しかけるな。」と言われたことを気にしていた文は、一人で骸思(ムシ)を掃除すると主張します。
ところがムシは思いのほか強い悪意の塊でした。
そんなピンチに文が心配で堪らない玖太郎が駆けつけ、事なきを得ました。
そして、玖太郎を頼ることこそ、クイーンを覚醒させないための最低限の覚悟だと文は知るのでした。
また、玖太郎も文が亡くしている記憶を思い出させてはいけない事、文を好きなことも伝えてはいけない事がクイーンを覚醒させない条件だと言われたのでした。
汚れと悪意が混ざり合うと骸思(ムシ)となって沸いて出るらしいです。
学校でも、会社でも、ママ友でもそういうことってありますよね。
軽い気持ちで悪口を言う・・・。
話の流れに乗って一緒に悪口を言う・・・。
仲間はずれにならないように悪口を言う・・・。
どんどんエスカレートして、いじめになってしまうこともあります。
人って、そういう弱い生き物です。
それをスパッと掃除してしまう玖太郎くんのカッコイイこと(ほれてまうやろ~)。
そんな玖太郎くんは、コミュ糞らしいです。
コミュニケーション能力に欠けるってことですよね?
男の子って、いつも女子の読心能力に頼りすぎだと思いませんか?
言わなくてもわかってほしい。
冷たくしても本当は違うって理解して欲しい。なぁ~んてね?
冷静な女の子なら分かってくれるかもしれません。
でも、冷静な子は恋に落ちていませんからね。
そこのところ男子は把握しているのでしょうか?
もちろん、文ちゃんは冷静ではありません(恋してます)から誤解しやすいです。
それなのに玖太郎くんは告白もできません。
あぅ、せつないです。
次回はどうやって「好き」を隠すの…?