別冊フレンド 9月号 PとJK、CASE 38 感想
※ネタバレ注意です※
唯ちゃん、一体 何に怯えて歩き出したんでしょうね・・・。
気になるので説明してほしいところではありますが、それは彼女の「誰にも知られたくないこと」と直結しているのでしょうし、カコちゃんに言えないのは仕方ないんだと思います >_<。
たしかに「ついてこい」とは言ってないし、カコちゃんは逆上しましたね、小学生のように(笑)
なぜ追いかけたか、という最初の目的を忘れてるところといい、カコちゃんの可愛さで和みますね~ *≧▽≦*
単純な話、カコちゃんが唯ちゃんを ほっとけないのは、彼女が心配だからってことなんじゃ??
「あんたの彼氏のことなら約束するよ、絶対に誰にも言わない、だから もうこれで終わりにして」
功太くんとのことがバレたら困るから・・・なんて理由じゃないことを、唯ちゃんは分かっていません!
(あ、そっか・・・、わたし、この人に理解してほしいんだ)
これまで怒りで見えてなかったけど、カコちゃんは ようやく自分の気持ちが分かってきたところなのですね。
功太くんにも「しばらく情緒不安定になるかもしんないけど よろしく!!」って あらかじめ承諾を取ったし、ここからがカコちゃんの本領発揮!!!
しかし、いくら寝不足だからとはいえ 外で寝ちゃうのは・・・、心配すぎる夫婦ですね(笑)
カコちゃんが倒れる瞬間すごく心配そうな顔をしていましたし、寒い中カコちゃんを運んでくれたし、やっぱり唯ちゃんは優しい!^_^。
なのに「凍死すりゃよかったのに・・・」なんて、元気なカコちゃんへは 言葉の暴力が加速してゆくのは照れ隠し・・・だと信じたい(笑)
解り合うには腹を割って話すのは たしかに不可欠で、嫌がる唯ちゃんを追いかけるカコちゃんですが、「理屈じゃないんだ!腹を割れ!!」って最終的には勢い任せになってて笑いました ≧▽≦
だって口では唯ちゃんに勝てないんですもんね!だとしたら迫力で押してくしかないのは仕方ないです(笑)
ここで大神くんだけじゃなくて ジロちゃんまで登場したのには驚きましたが、そういえばジロちゃんも最初から様子がおかしかった・・・。
事情を知っているようでしたし、嫌な言い方だけどジロちゃんもグル??
大神くんとジロちゃんと、そして功太くんと山本さんの4人で、唯ちゃんに万引の疑いをかけて連行・保護する、と話を合わせていたってことですよね・・・。
この場にカコちゃんが居合わせたことは予想外だったけど、予定どおり唯ちゃんをパトカーに乗せることができた。
・・・でも、本当に これが正しいことなのでしょうか!?!
唯ちゃんの気持ちを考えると、これは あまりにも強引なのでは・・・なんて思ってしまいます >_<。
「・・・昔と変わんないね、卑怯者」
平ちゃんに また裏切られた・・・という意味を読み取れる言葉ですよね・・・。
大神くんの「ちがう」という言葉が 唯ちゃんに届くことはなかったし、他に方法はなかったのか・・・って やっぱり考えちゃいます。
だけど、ここまでしてでも 一刻も早く唯を保護してもらいたい、そういう事情が きっと隠されていて、大神くんだって やむを得ずの行動だっただろうし・・・ T_T。
「君のお兄さんから頼まれたんだ、「妹を保護してほしい」と」
まさか唯ちゃんと大神くんが兄妹だったことには、本当にビックリしましたが、そう分かると 今まで不思議に感じてきた2人の距離間にも納得しました!!!
まるで「オカン」みたいだなぁ、なんて思ったシーンもあるけど、それは お兄ちゃんだったからなんですね。
そして、大神くんの唯ちゃんへの態度は“優しさ”というより“同情”を感じる・・・と思っていたけど、そうじゃなくて“家族愛”だったんだなぁ ^_^。
すごく不安な展開が続いて まだ謎はあるけれど、大神くんが唯ちゃんを大切に想う気持は もう十分 伝わってきていますし、いよいよ功太くんが動き出してくれたワケですし、必ず最後は 唯ちゃんの心も救えると信じてます!!!