Betsucomi(ベツコミ) 10 月号 夕暮れライト、第15話 感想
※ネタバレ注意です※
奏多にちなみのことが「トクベツ」だということを宣言した雄大でしたが、「それで?」とかわされてしまいます。
ある秋の日、ちなみ、和音、雄大は招待されて、奏多の通う高校の文化祭にやってきました。
ここでも奏多に振り回され、ちなみと奏多、和音と雄大に分かれて回ることになってしまいます。
モテモテの奏多と一緒で周囲の視線にとまどうちなみ。
一方和音は可愛く変身する企画で雄大に「可愛いぞ。」と言われ、胸をトキメかせます。
けれど、雄大のスマホの中に見つけた浴衣姿のちなみの写真と4人で入ったお化け屋敷でのちなみに対する雄大の行動でその気持ちに気づいてしまいます。
気分が悪いと奏多に案内された保健室で雄大のことをとられたくないと告白する和音。
それを、ちなみも聞いてしまうのでした。
やっと、ちなみと雄大の恋が始まると思ったのに、奏多のいじわると和音の想いでなかなか難しそうです。
ま、でも、奏多のいじわるは当然かもしれませんね。
「4人一緒に仲良くって難しくなってきたんじゃないかなーと思って。」は独り占めしたいという意味ですよね。
「入学したら守ってあげるから。」という奏多に「あたしは自分で戦えるし、口ゲンカで負ける気しないから!」というちなみの反応が、ツボにはまってしまったのは対等でいられるちなみの大きさがわかってしまったからですよね。
一方変身して「私だって、可愛くなれる」ことに気づいた和音、お化け屋敷が苦手なちなみと雄大の別行動を許しません。
なのに、ちなみの悲鳴に目の色を変えて、手をつなぐ雄大を見てしまいます。
一緒にいることが辛くなり、気分が悪いと連れて行かれた保健室。
何でもよくわかる奏多にうながされ、「雄大くんのこと ちなみちゃんにとられたくない」と告白します。
和音ちゃんの気持ちもよくわかります。
今までずっと一緒にいて守ってもらっていた雄大。
自分の方がずっと前から一緒にいて、ずっと好きだったのですから・・・。
でも、恋に時間的な優先権はありません。
一方、和音の本音を聞いてしまったちなみも苦しい!
来月号は、さあ、どうする?
自分の気持ちを封印して和音のためにあきらめるの?この恋!!