Betsucomi(ベツコミ) 11 月号 クイーンズ・クオリティ、第4話 感想
※ネタバレ注意です※
文が住み込みで働いている堀北家と敵対する骸思(ムシ)遣いアタル。
世の中のためにならないクズ共がみんな滅びてやさしい綺麗な世界になるために、黒いクイーンが必要だ。
と、覚醒をうながすべく、ムシを仕込んでいるのです。
売られた喧嘩は買ってやれとムシ遣いの動きを察知した堀北家では、皆が決戦に備えるのでした。
一方、学校では目立たず大人しい女の子が写真で特別賞をとり注目されていました。
ところが写真部顧問の林先生は、いつも負け組の子が賞賛されることに我慢できません。
冗談を装ったいじめに気づいた文にまで、「ド底辺のくせに何 上から口きいてるの。」と暴力をふるいます。
そう、ムシはここに潜んでいました。
「落ち着け。悪意に飲まれるな。この人のせいじゃない。ムシのせいだ。」と自らに言い聞かせていた文でしたが、ついに、黒いクイーンが覚醒する扉が開いてしまったのです。
ど、どうしましょう?文ちゃんが文ちゃんでなくなってしまいました。
頼みの玖太郎もそばにいません。
だって、ちょうど、生理痛の薬をもらいに保健室に来たところでしたものね。
そんなこと、いくらなんだって玖太郎に言えませんものね。
黒いクイーンが覚醒してきたのだって、何か、女の子のバイオリズムが関係しているのかも・・・。
普通の女の子だって、その期間はいろいろありますからね。
そして、大学の時には読モをやっていた美人で人気の林先生は、いわゆるスクールカーストで下の方にいるはずのちょっといじめられてる目立たないミキちゃんが写真で賞をとったのが癇にさわって、笑いながらいじります。
大事にしてるカメラを取り上げたり、「カメラさわるとこの子すぐ興奮するのよね。うけるでしょ。」と。
文ちゃんは「面白くありません。カメラ ミキさんに返してください。」と反論。(カッコイイ。そうだそうだ!)
さあ、醜いムシの出現です。
そして、ついにクイーンが降臨したのです。
「この手をはなせ今すぐ。」
「さっさと跪け(ひざまずけ)手も床につけ そして動くな。」
この台詞を言ったの文ちゃんです。
「目を閉じるな二度とだ。クズは生きる価値がないと言ったな。クズはおまえだよ。」
ああ、何て高飛車!むしろ、胸がすくカッコイイ台詞です。
でも、こんなの文ちゃんじゃありません。
本当にどうしましょう・・・。玖太郎は何とかできるでしょうか?
もー!心配!!
来月はちゃんと文ちゃんが戻ってこられますように・・・。