逃げるは恥だが役に立つ、6巻 感想
※ネタバレ注意です※
前回のハグ以来気まずくなってしまった津崎さんとみくり。
そんななか津崎さんの37歳の誕生日を二人でお祝いします。
楽しい食事のあとの津崎さんからの「大事な話」は関係の再構築の提案でした。
話し合いのなかお互いの気持ちを確かめ合い、キス、添い寝、そして二人は結ばれます。
みくりが好きなのに自分に自信がなく踏み出せなかった津崎さんと、そんな彼をじれったく思いながらも大好きで可愛いと思ってしまうみくり。
ずいぶんやきもきさせられましたがついに両思いです。
雇用主と従業員の関係から新しい関係へ一歩を踏み出しましたね。
幸せいっぱいで浮かれまくる津崎さんが本当に初々しくて、みくりじゃなくても可愛く思っちゃいます。
津崎さんって複雑そうに見えて、純粋というか、単純なところも結構ありますよね。
しっかりしてるのに異性に対しては中学生男子のようで、そのギャップがまた良いです。
みくりも幸せそうで、付き合い始めのラブラブ期の楽しさが伝わってきますね。
けれど小賢しい(?)みくりは両思いの嬉しさ楽しさを味わいながらも、付き合うことで生じるわずらわしさに気づき始めます。
津崎さんから入籍の提案があり、楽しいデートのあとのプロポーズ。
幸せいっぱいのはずなのに、仕事として始まったからこそ難しい二人の関係。
誇りを持って仕事をして収入を得ていることが、みくりにとってのアイデンティティになっているんでしょうか。
初めての恋人に浮かれどんどん将来への期待を膨らませる津崎さんをよそに、入籍することによって変わってしまう自分の状況にみくりは不安を募らせます。
そんななか津崎さんの会社のほうにも少々不穏な空気が・・・。
ちょっとずつ親しくなる百合ちゃんと風見さんの微妙な関係も気になります。
主人公カップルに加えて、この二人の今後の展開にも注目しちゃいます!