Cocohana(ココハナ) 12 月号 美食探偵 明智五郎、2話 感想
※ネタバレ注意です※
今回はどんどん推理が進みますよ!! 明智先生大活躍です!
まずは、犯人の女性が青森の実家に帰ってきたところから、今回のお話は始まっています。
彼女の名前が茜さんということがわかり、そして家の前の大きな木に、リンゴがたくさん実っています。
このリンゴを食べさせたのでしょうか? ということで、話は東京に戻ります。
被害者がとった朝食の中の、リンゴと一緒に毒が入っていたことが判明、さてそれをどうやって食べさせたのかが問題となっています。
上遠野刑事たちは毒殺された男性の家を探しますが、リンゴやその加工品などは出てきませんでした。
この作品ではテンションの高いキャラは上遠野刑事と小林苺ちゃんが担当するみたいですね。
上遠野刑事は東大出身の高橋刑事にいっつも叫んでいるキャラになっちゃいました。
東村作品らしいキャラですね!
一方明智先生は、「朝食」で「毒を盛った」ということに引っかかっているみたいです。
毒殺という殺し方は、確実に解剖されて原因を探られることからも一番足が付きやすい殺し方だから、面倒だしリスクもある、と。
青酸カリを食べ物に混ぜるのも、朝食に混ぜるのは難しいと思われるのに、なぜこんな方法をとるのか、と。
確かに、推理小説やドラマではよくある殺し方ですが、現実世界ではそんなことすると捕まるリスクばっかり上げてしまいますもんね。
明智先生は食に関してはぶっ飛んでいそうですが、いつも探偵として推理している時、クールで落ち着いていてまともに見えますね。
そしてこの事件の裏に、もうマグダラのマリアがいることが明智先生には分かっているんじゃないでしょうか。
さて、再度権力を振りかざして、ホテルの乗客名簿をチェックした明智先生は、「Mary Magdalene」という名前を見つけます。
しかしその部屋に泊まったのは、地味な女性だったというのです。
そして、ちょうど支配人宛にかかってきた電話で、死体の「舌」に火傷があったという情報を得ます。
フレンチトーストを食べて火傷するなんてことはありませんよね。
つまり違う食べ物で、火傷をしたということです。
そして小林苺ちゃんの助けもあって、それは作りたてのジャムだったのではないか、という推理をします。
青酸カリに苦みがあったとしても、甘くて熱いジャムに混ぜれば気づかずに食べてしまうだろう、と。
そして明智先生は、今すぐ苺ちゃんにリンゴのジャムを作れと命じます。
自分のキッチンワゴンでチャッチャとリンゴジャムを作って、上遠野刑事たちにもふるまう苺ちゃん、今回の見せ場かもしれません!
その後、刑事さん達からの電話で、推理が当たって胃の内容物にあったリンゴが加熱されたものだということが分かります。
さらに被害者の男性が、一緒に殺された女性とは別に付き合っていた女性がいて、その彼女の実家が青森ののリンゴ農家だということもわかります。
明智先生は明日の朝から青森に行くことにしたみたいです。
苺ちゃんにマグロのお寿司をおごってやるから東京駅に集合、なんて言っています!
苺ちゃんは青森に行くと気づいていないみたいなので、きっと大騒ぎになるような気もしますが・・・。
苺ちゃんの言っていた、リンゴの種類によるジャムが出来るまでの時間の差の問題や、宿泊リストにあったマリアの名前を刑事さん達には伝えないことなど、気になるところがいっぱいです。
実はこれらは伏線なんでしょうか?
次回でとうとうこの事件も決着がつくみたいです!
本当に次回が気になります!