Kiss(キス) 5 月号 銀のスプーン、77話 感想
※ネタバレ注意です※
ずっとルカの心に残っているてっちゃんに会いに来た、律とルカ(まだルカはそうだとは知らないワケですが)のふたりが駅に着いたところから、今回はスタートしました。
てっちゃんに会いに来たとは知らずに、わらじカツを食べたいと言ってワクワクしているルカが可愛かったです。
子供用のわらじカツが1枚しか入っていなくてふくれているルカに、帰ったら子供用のわらじカツ作ってあげる、と言っている律は、本当に優しいと思いました。
そしてこの優しさがあれば、この後に待っているだろうルカのショックも、ちゃんと受け止めて支えてあげられるだろうと思わせてくれました。
しかし偶然、思いがけないタイミングでルカはてっちゃんを見てしまい、彼のショックは大きかったと思います。
てっちゃんの方はルカに気付かなくて、それは逆に良かったんだと思います。
もうてっちゃんには、ルカのことは考える隙間はないと思うので。
それでも落ち込むルカをなんとか元気づけようと、この帰りに律が遊園地に連れて行ってくれたりしたことを含めて、ルカは自分の中でちゃんと整理することが出来たんじゃないでしょうか。
観覧車の中で思いっきり泣き、自分の気持ちを出して、そして自分には兄という存在がいるということをちゃんと理解したんだと思います。
律も言っていましたが、ショックではあったと思いますが、てっちゃんへの想いは断ち切れたと思うので、てっちゃんに会う為のこの小旅行には意味があったと思います。
その後、律と優の話題の中で、斎木君の服装がおかしくなっているというところで笑ってしまいました。
そしてその服のことで別れていなくてよかったです。
智くんがどんな服でも好きといってくれる、さくらちゃんはサイコーだと思いました!
絶対彼女を逃がさないでほしいです・・・!
斎木くんの、律もいいかげん恋愛しないと、という言葉には本当にそう思いました。
律も恋すればいいのに!と! 人の世話ばかりしていて、自分の幸せが本当に遠い人だと思います。
「してるし」なんて冗談言っている場合じゃないよ、と思う最後でした!
次回も楽しみです!