Kiss(キス) 7 月号 月と指先の間、7話 感想
※ネタバレ注意です※
前回倒れたアン先生が、寝ていただけで本当によかったです!
しかし疲れで倒れるように寝てしまうってどうなんでしょう・・・。
再入院にならなくてよかったですが、しかし体はかなりキツイ状態ですよね。
さて今回は内容がいっぱい、てんこ盛りでした!
まずは冒頭の手術の直後でもとにかく仕事をしないといけない、という話。
休んでいた分がそのまま無給になるから、なるべく早く復帰してすぐに描かないと生活費の面でもそして人気の面でも困るなんて。
描かないとお金にならないなんて!リアルすぎる!
そして川藤さんとのディナー、からのアン先生の結婚観の話!
ひとりでいることへの心地よさを知る前に結婚しておかないとというのも、50代独身女性のリアルかもしれないと思いました。
何も分からないうちに結婚したかったという言葉は、人生を物語っていて重いですね。
また、今回の漫画の話は漫画大賞の話やアンケート結果の話でしたね。
自分もKissを読んだらハガキを出した方がいいのかな、と思わせる内容でした。
雑誌で掲載している漫画家さん達が、アンケートを気にしているということがよくわかりました。
そしてアン先生が担当したマンガ大賞の受賞者の話、からの謝恩パーティーでの!
美瀬きららのセリフ!!なんてひどい事を言うんでしょうか!
誰のおかげでデビューできたと思ってんだ!とも思う一方で、本人は本人の努力だと思ってると思うし、実際その通りだとも思うんです。
つまり、アン先生の側だけがいつまでもあの時自分が票を入れてあげたから、と思っているのかもしれない、とも思いました。
それでも、美瀬さんの言い分はひどい!いつか自分も同じように年を取り、時代から遅れるんだとは思わないんでしょうね。
それとも彼女はそんなに続けないつもりなのか・・・。
この一連の流れでショックを受けたアン先生は、結果として黒月さんをよびだしました。
ずっと心にひっかかっていたんすね、あの言葉が。
ジョルジョの言う通り、川藤さんじゃなくて黒月さんを呼び出したのは意外でした。
ちなみに、ネームの精であるジョルジョがいるということは、今はネームをやらないといけないのでは??
大丈夫でしょうか?いや、大丈夫じゃないですよ!
自分が必要とされているのか、どうなのか、不安になるのは良く分かります。
これが、アン先生の歳なら特になのか、それともどの世界、どの時期でも、そうなのでしょうか。
今回はいろいろ考えさせられる内容でした。
そして黒月さんは来るのか!?
次回がとても気になります!