Kiss(キス) 7 月号 パーフェクトワールド、19話 感想
※ネタバレ注意です※
結局つぐみは電車に乗りましたね!
しかし電車に乗る直前の「今までありがとう」が読んでいても辛かったです。
鮎川の顔も見れずに言うことしかできず、是枝君の前ではああ言うしかなかったと泣く姿がとても可哀想でした。
鮎川のことがまだ好きでも、遅すぎたというのが事実だと思います。
この場では、やはり電車に乗ることが最善だったと思います。
そんなつぐみが電車で去った後の、ホームでの二人の会話がとても印象的でした。
是枝君のセリフと、それを聞いての鮎川の表情が、二人の差に感じました。
「川奈を大事にしていく」と宣言した是枝君のほうが勝者にも見えますが、つぐみの気持ちは、と考えてしまいました。
また、病気のお父さんのそばにいてあげる、という決意が強かったということもあると思いました。
つぐみの方も、鮎川と別れから何も考えていなかったワケじゃないですし、さらにお父さんのことがあったからこその松本行きだったことからも、この結論しかなかったんだと思います。
鮎川は、自分の結論を出すまでに時間がかかりすぎちゃったのかな、とも思いました。
そして、先走って別れなければ良かったのに・・・。
しかし別れることで彼が自分自身で考えることができたのだから、必要だったのかもしれませんが。
そしてその別れは、実は長沢さんが言った一言から別れてしまったんだと、鮎川自身は気づいているのでしょうか。
とうとう今回、長沢さんが自分の気持ちを鮎川に言いましたが、それが鮎川が川奈に気持ちを伝えたけれど松本に行ってしまった、と聞いての返しだったのは、ずるいと感じてしまいました。
彼女はもちろん鮎川への気持ちをずっと持っていたから必死だったとは思うのですが、
しかし彼女の言葉が鮎川とつぐみに確実に影響を与えているから、彼女が泣きながら鮎川に気持ちを伝えたことの後ろに、つぐみが松本にいったから鮎川が戻ってくると思っているように感じてしまいました。
しかし、長沢さんの告白の結果がどうだったのかは、今回明らかにはされませんでした!
鮎川がどう思ったのか、とても気になります!
そしてそんな長沢さんが、わざわざ松本まで、つぐみと話をしに来るなんて。
あの後に何があったんでしょうか??
次回がとても気になりました!