Kiss(キス) 2 月号 はじめまして さようなら、11話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は読んでいて、珠子と岸川君の関係が分かったような気がしました。
岸川君が意外と珠子のことを見ているということも分かりましたし、ふたりの仲はゆっくり進んでいくのかな、と思いました!
さてその二人の関係が実は上手くいっているということが分かったのは、珠子と岸川君の大学の頃の友達である、万理ちゃんが手伝いに来てくれたからです!
この万理ちゃんが珠子に言っていることが、今まで同じことを考えながら読んでいたので、良く言ってくれた!そうそう!それを聞いてほしかったんだ!と思いました。
それはつまり岸川君は、珠子が好きだと言う気持ちを上手く使って、葬儀社で働かせている、というだけで、実はそんなに好きではないのか?という心配でした。
しかし、岸川君が珠子にしか見せない顔があったり、逆に珠子のことを良く見ていたりと、お互いに一緒に働くことで信頼が積み重なっているんだな、と思わせてくれました。
今回は急な葬儀の手配で忙しそうでしたが、その中でも珠子が喪主の方を上手くフォローしていて、その上で亡くなったお母さんに兄妹喧嘩を見せたくない、という珠子の気持ちがとても素敵だと思いました。
珠子がこういう気持ちを持って仕事をしてくれることが、きっと岸川君は嬉しいと思いますし、尊敬してくれていると思います。
そしてその様子を見て万理ちゃんが気づいた、岸川君と珠子が他の人には見せない顔を二人の間ではしている、という事こそが岸川君と珠子の関係を表していると感じました。
今回は読んできて嬉しくなるような、岸川君と珠子の信頼関係を感じることが出来た回だったと思います!
次回はどんな話になるのでしょうか?とても楽しみです!