保坂先生の愛のむち、3巻 感想
※ネタバレ注意です※
ついに恋心を自覚して 結婚を意識した可愛先生ですが、父に猛反対されてしまいます。
さらに、保坂先生が 保育士をやめて、前の職場に戻ってしまうのではないか・・・という不安で いっぱいの可愛先生。
そんな中 保育園でも、娘が同じクラスの男の子と婚約したと聞いて 怒るお父さんがいたり、プールで相手ができなかった男の子に プールが怖いと泣かれてしまったり・・・と悩みは尽きません。
しかし、いろいろな問題がありながらも 二人で解決していくことで、誠実な保坂先生との絆は ますます深まっていきます。
結局 結婚については、保坂先生の説得だったり、ネガティブだった娘が 保坂先生によって変わってきている事実を お父さんが知ったことから、許しを得る事ができました。
園の子供達に サプライズで結婚式をしてもらい、「わたしは世界一幸せな先生だ」と喜び いっぱいの可愛先生です。
そして 月日は流れ、今日も 園では、新しい生徒に泣かれる 可愛先生の姿が。
その先生の元に、昔 お世話をした園の子供達が、高校卒業の挨拶に来てくれました。
中には 保育士になりたい、と言ってくれる子もいます。
可愛先生は 夫となった保坂先生と共に、保育士として頑張る事を宣言するのでした。
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いきなり お父さんに結婚を反対されてしまいますが、保坂先生は いつでも頼りになりますね!
お父さんへの説得も 自然でお上手、園での問題も すぐに解決してくれます。
そんな完璧な保坂先生が、可愛先生といる時や 話をする時は、顔を赤くしたり・・・と かなりのデレ顔なのが たまりません!
最初は、園児が泣くほどの 怖い顔だった可愛先生も、どんどん表情が柔らかくなって 可愛くなっていきます。
保坂先生の愛によって 自信がついてきたんだろうなぁと感じられますし、実際 園児への対応にも柔らかさが見えてきて、すっかり 頼れる保育士さん!という印象です。
とにかく幸せそうな二人が 見ていて微笑ましいし、こんなにも一人の男性に愛させるって 幸せだろうな、と思いました。