恋と呼ぶには気持ち悪い、4巻 感想
※ネタバレ注意です※
女子高生の有馬一花は 修学旅行で沖縄へと向かいます。
そこで自由行動の際に、同じクラスで最近よく話すようになった 多丸快から、自由行動を一緒に回ろうと誘われました。
一花は 多丸の好意に気付いてはいなく、同じアニオタで 単なるクラスメートとしか思っていないですが、修学旅行を機に 球技大会などでも多丸の存在が少しずつ気になってきています。
一方、天草亮の方は 相変わらず一花に好意を寄せ続け、アプローチを継続中です!
一花と2人で映画に行けるようになる程、認められつつある展開となってきています。
亮の方も 一花に好意を寄せつつ、会社の同僚である松島有枝から誘われて 2人で飲みに行くなど、少しずつアプローチを受けつつある展開となっていました。
亮と一花の間は 少しずつ縮まっていますが、4巻では2人の事を気にする周囲の登場人物が 全面的に出ている事が多くなっている感じです。
また、これまで触れてこなかった有馬家の家族についても、亮の妹である理緒から話が出てくるシーンも含まれてました。
イケメンで課長代理の亮が、10歳年下である一花に罵倒される・・・などという展開が多い所に面白みがあります!
普通の展開なら オレオレキャラの男性が、逆に 女子高生に頭が上がらない感じで、これまでの少女コミックと違っていて 新鮮に感じます。
2人のキャラクターも もちろん魅力的なんですが、妹の理緒や 親友の益田といったサブキャラクターが いい感じにサポートして2人の良さを出してくれているのも、この作品の魅力かな と思いました。
全体的にネガティブな要素がなく 明るく楽しく作品が描かれており、クスリと笑ってしまうようなシーンも描かれているので、読んでいて微笑ましい気持ちになります。
2人の今後の展開が どうなっていくのか、ゆっくりですが 楽しみながら期待できる作品です!