Kiss(キス) 12 月号 やんごとなき一族、5話 感想
※ネタバレ注意です※
前回からの続きで、おばあさまの八寿子が出してきた高級なお菓子を どう分けるか、という難題について 佐都は、仏壇にお供えして その場を上手く切り抜けましたね!
素晴らしい気転でした!よく思いついた!!!
前回の仏壇掃除が 伏線になっていたんですね、全然 思いつきませんでした。
そして やはり、美保子たちは助けてくれないんですね・・・。そうなるだろうとは思いましたが、しかし悔しいです。
美保子は仕方がないとしても、お義母さんが助けにきてくれればいいのに・・・と思ったりしたのですが、お義母さんは おばあさま達の方にいたようで、佐都をフォローできる状況ではなかったようですね。
そうなると 自分で考えるしかない!と、佐都が出した答えは、お仏壇にお供え!
この答えに おばあさまも納得してくれて、どうにか この苦境を脱することができましたね。
読んでいる こちらも、やっと安心できました。
美保子や おばさん達が かなり悔しそうな顔をしていましたが、こちらは スカッとしましたよ!!!
さて、お菓子問題は 無事に乗り越えることが出来ましたが、しかし また次に問題が!
おばあさまの帰宅を祝って、一族が集まっての食事会を夜にする ということになりましたが、まず そこでの佐都への扱いが とてもヒドくて、ビックリしてしまいました。
嫁は とにかくお世話係ということでしたが、佐都も、そして お義母さんも同じような状況で、比べて おばあさまや叔母さん達は 何もせずにお喋りしているという、これが この一家の「普通」だということに、佐都じゃなくても 愕然とすると思います・・・。
嫁と 直系の娘達とでは、立場が違って当然 ということなんでしょうか・・・。
そんな中で、佐都のお母さんが倒れて 入院したという連絡が!
その為に一度 帰りたいという話を おばあさま達に話したら、なんと「跡取りの嫁が実家に帰るなんて」と言われて あしらわれてしまい――――
旧家だから そういうものなんだ、という理論が古すぎる・・・!
佐都が、健太と結婚したのではなく 深山家と結婚したんだ、と思い込むようにしながら 泣いている姿を見て、これで いいハズがない、こんなところ もう出ていこうよ・・・、なんて思ってしまいました。
でも、健太が帰ってきて、そして 状況を理解すると、すぐさま佐都に「実家に帰ってお母さんの様子を見てこい!」と言ってくれて嬉しかったです!
さらに、「どうして嫁だけが苦労しなきゃならないのか」と、読んでいる こちらも思っていた疑問を口に出してくれたりと、一気に この家の雰囲気を変えてくれましたね。
この言葉を健太が言ってくれたおかげで 佐都は、心から救われたと思います。
一気にスッキリしました!健太は この深山家の良心ですね!
こうして実家に戻ることができた佐都ですが、深山家の方々の怒りが渦巻く中に、また すぐに戻ってくることになるわけで、今後は さらにキツイ状況が待っているのではないでしょうか・・・。
しかし、佐都には健太が そばにいてくれているので、どうか ふたりで頑張っていってほしいです。
次回は どんな展開になるのでしょうか。続きが楽しみです!!!