Cocohana(ココハナ) 10 月号 スミカスミレ、42話 感想
※ネタバレ注意です※
今回、とうとう すみれと黎が恋人同士に!!!
感慨深すぎて、読んでいて嬉しくなってしまいました!
まず、黎が 以前の社員たちと会っているシーンでは、会社を畳むという話が出ていて、黎は この会社を終わらせることを ずっと進めていたと分かりましたが、以前の社員たちに ちゃんと再就職先も用意していたようで、もう昔の黎とは 全然違いますね。
人相も変わっていますし、雰囲気も全然違います。
記憶をなくしていた頃のアウトローな黎の方が、もう思い出せないくらいだと思いました。
そして すみれの方は、河野先輩から予約していた温泉旅館を譲ってもらうことになって、かなり大胆ですが 黎を温泉に誘うことに!
作品上は この日が24日なんですね。クリスマスイブに温泉に行くとは、すみれと黎らしいなぁ と思いました。
さらに 温泉に向かう列車の中で、黎から、自分がしてきたことへの後片付けを終えて けじめをつけたので「あなたの恋人になってもいいですか?」というセリフが!!!
なんてストレートで潔いのでしょうか!すごく黎らしいですね!
やっと恋人同士!一瞬 答えに詰まったすみれのアップと、その後に「はい」と答えたシーンが とても印象的でした。
ふたりが宿について ゆっくりしているだけでも、すごく柔らかい空気が流れているようで、ふたりの関係が変わったことが分かる気がしました。
さらに 今回、すみれが黎と付き合うことになって、自分が知っておくべきことはあるか、と質問。
黎の肩には 黒い影がついているようになっており、傷のように疼いたりすることがある、ということが分かりました。
また、この肩を元に戻すには すみれが本当の幸せをつかんで「鍵の言葉」が出た時に、屏風の呪いが解ける ということや、そうなれば人間になることができるかもしれない、ということ。
つまり、黎が すみれを幸せにしていくことができれば、ふたりで幸せに人生を過ごしていくことも可能だという事でしょうか。
今回は ふたりの関係性も変わって、これからが どうなっていくのか、また楽しみになりました!
しかし一方で 冒頭にあった、すみれの過去を探偵が調べている という描写もあったので、映画の話や 紅林監督の二人への興味が今後どうなっていくのかも、気になるところです。
次回はまた どんな展開になっていくのでしょうか、早く続きを読みたいです!!!